月刊バスケットボール7月号

NBA

2023.03.08

デッドライン後の調子は? 八村塁のレイカーズほか大きく動いた7チームの勝敗をチェック

レイカーズは八村合流後10勝8敗と勝ち越し中


トレードデッドラインから早くも約1ヵ月が経過したNBA。23チームが動き、大物も絡んだとあって印象深いデッドラインとなったが、大きな動きのあったチームはその後どうなっているのか?

【表】NBA両カンファレンス順位表(現地3月7日終了時点)を見る

今回のデッドラインでまず驚かされたのが、八村塁のレイカーズへのトレードだろう。八村は現地1月26日のスパーズ戦から出場し、同30日のネッツ戦から8試合連続でスターターに起用。その後は再びベンチスタートとして貢献中だ。その勝敗を見ていくと、八村合流後は10勝8敗と勝ち越している。現在ウエスト9位(32勝34敗)とプレーイン・トーナメント進出圏内(7〜10位)ではあるが、ウエストは4位サンズ(36勝29敗)から13位ジャズ(31勝35敗)まで5.5ゲーム差と僅差なだけに、調子を上げればさらに順位を上げることも可能。レブロン・ジェームズが右足を故障し復帰が遅れるという残念なニュースもあるが、不在の間をどう切り抜けるか、その中で八村の爆発も期待したい。

そしてトレードデッドライン間際で衝撃だったのはネッツの2大スターが移籍となったこと。カイリー・アービングを獲得したマーベリックスは、ルカ・ドンチッチと強力デュオを結成したわけだが、アービング合流後は5勝6敗と勢いには乗れていない。現在ウエスト5位(34勝32敗)ではあるが、残り1ヵ月でどれだけ勝ち星を挙げられるだろうか?

またサンズはケビン・デュラントを獲得したものの、1月に負った右膝内側側副靱帯故障のため現地3月1日に復帰したばかり。デビン・ブッカー、クリス・ポール、ディアンドレ・エイトンとのビッグ4の実力はこれから発揮というところだろう。ちなみにデュラント復帰後は3連勝中で現在ウエスト4位(36勝29敗)となっている。デュラントいわく「成功するためのピースがすべて揃っている」というサンズ、レギュラーシーズン残り1ヵ月でプレイオフを勝ち抜くケミストリーを作れるだろうか。

一方、2大スターがチームを去ったネッツだが、サンズから加入したミケル・ブリッジズが得点源として活躍し、2月9日以降では5勝6敗。健闘していると言っていいだろう。現在イースト5位(37勝28敗)と好位置にいるだけに、プレイオフに進出し、渡邊雄太がクラッチタイムでビッグショットというシーンをぜひ見てみたい。

クリッパーズは、トレードデッドラインでは、大きな動きを見せなかったものの、2月22日にレイカーズからジャズに移籍後、バイアウト(契約買取)となってフリーエージェントとなっていたラッセル・ウエストブルックと契約した。ウエストブルックは現地2月24日のキングス戦から合流したものの、加入後1勝5敗と苦しんでいる。

そのほか、大きく動いたジャズ(31勝35敗でウエスト13位)は2月9日から数えると4勝6敗、スパーズ(16勝49敗でウエスト14位)は同じく2勝8敗と苦しんでいる。

レギュラーシーズン最終日は現地4月9日。ここからどんなドラマが起こるか。ラスト1ヵ月の戦いが楽しみである。


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