月刊バスケットボール5月号

NBA

2023.03.06

カリーが戦列復帰、3P5本を決めて27得点「試合終盤にかけて調子が上がったのは個人的に良い兆候だ」

カリーが左脚の故障から復帰

現地3月5日(日本時間6日)、左脚の故障で戦列を離れていたステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が、敵地でのロサンゼルス・レイカーズ戦で約1ヵ月ぶりの復帰を果たした。3Pシュート5本成功し、27得点を獲得。「試合終盤にかけて調子が上がったのは個人的に良い兆候だ」と語った。

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カリーは現地2月4日のダラス・マーベリックス戦でマッキンリー・ライト四世と接触した際に故障。MRI検査の結果、左上脛腓靭帯と骨間膜の部分断裂および下腿部(膝〜足首の間)の打撲と診断されて戦列を離れていた。今日の試合はスターターとして出場。いきなりクレイ・トンプソンの3Pシュート、ジャンプシュートをアシストするが、無得点に。2Q、3Pシュート2本を決めて8得点を奪ったものの、3Qでは再び無得点となる。

しかし、コメントにもあるとおり、4Qで調子がアップ。開始直後、ドレイモンド・グリーンのピックを使ってディフェンスとのギャップを作ると、トップから3Pシュートを成功。さらに1対1からステップバックしてのジャンプシュート、アーリー・オフェンスからのレイアップ、一瞬の隙を付いてのステップバック3Pシュート、アーリーオフェンスから3Pシュートなど、カリーらしいプレイを披露して19得点を記録した。試合は105-113で敗れたものの、3Pシュート5本成功で27得点、6アシスト、2リバウンド、1スティールをマークし、「試合終盤にかけて調子が上がったのは個人的に良い兆候だ」と語った。

ウォリアーズは現在34勝32敗でウエスト5位。残り17試合、カリー復帰によって王者はさらに調子の波に乗るか、今後の戦いに注目である。

なおこの試合で、八村塁(レイカーズ)はベンチスタートで6分44秒出場、フィールドゴール2本中1本を決めて2得点をマークしている。


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