月刊バスケットボール8月号

3x3

2023.03.25

スポーツの力でコミュニティーの活性化を、同じ夢、未来を描く「S.LEAGUE」と「三井不動産」

写真提供:S.LEAGUE

“地域コミュニティー”を大事に考える「S.LEAGUE」と「三井不動産」


3x3国内リーグ「S.LEAGUE」が描く未来像は多岐にわたる。とりわけ重視しているのが“地域コミュニティー”である。3x3を通して、スポーツを“する喜び、楽しさ”、そして“見る感動”“支える共感”を伝えていく。それは三井不動産が描く未来と通じるものだった。

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「3×3 S.LEAGUE 2022 FINALS」が2月25、26日に行われ、記念すべき初代年間王者には「dominate」が輝いた。千葉・船橋市の三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAYに設けられた特設の3x3コートには大会目当ての観客はもちろん、通りかかった家族連れ、子どもたちも足を止めて観戦。スーパープレー、迫力あるプレーに驚き、拍手をし、その場にいたみんなで時間を共有して楽しんだ。その光景は、S.LEAGUEが目指す“理想”がかいま見えるものだった。

昨年5月にスタートした3x3国内リーグS.LEAGUEは、サステナブル(Sustainable=持続可能性)の頭文字を取って命名された。オフィシャルサイトには「多くの人々に“普及”、“楽しめる”スポーツとして地域スポーツ振興に寄与し、選手の技術向上、チームの“運営強化”に努め、見る人に“感動”を与えるとともに世界に通用する代表チーム編成に寄与し、国内外へアピールするために各種事業を行っています」と紹介している。とりわけ重視しているのが“地域=コミュニティー”という部分。リーグは①地域のコミュニティー形成に寄与 ②地域の子どもを主とした教育への貢献 ③地域の公共空間、施設活用のコンテンツとなり、街の活性化に寄与 ④バスケットボールの垣根を越え、スポーツ、エンターテインメントの裾野の拡大という目標を掲げている。



試合前にはジュニアが3x3を体験!


ラウンド14、15を行った三井ショッピングパーク ららぽーと堺(大阪府堺市)の「Fansta X Stadium(ファンスタクロススタジアム)」、そしてFINALSを行った三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAYの中央広場に設けた特設コートは、目標実現に向けての舞台でもあった。地元ジュニアチームによる3x3、地元高校ダンス部によるパフォーマンス披露、そして一般客にコートを開放しての3x3体験。それらは人が集まる「場所」を作り、人と人をつないで「にぎわい」「感動」を生み出すという夢を実現していくための施策である。初年度を終えたばかりのS.LEAGUEだが「もっと質を高められる」と語っている。例えば女子の部やジュニア/ユースの部、男女ミックスの部、車いすバスケの部の設立、街に常設の3x3コートの設置、街の美化活動など、実現していきたいことは数多くある。



コート開放では小さな子どもも楽しんだ


地元高校ダンス部のパフォーマンスに会場も盛り上がる


興味深いことにそれらの目標、夢は三井不動産が描いている未来でもある。

同社は会場となったららぽーとを運営し、S.LEAGUEに協力。地域コミュニティーに近い活動をしっかりサポートする一方で、公益財団法人日本バスケットボール協会のパートナーになり、Bリーグ千葉ジェッツのアリーナも建設を進めるなどバスケットボールに対して多岐にわたる後押しをしている。「BE THE CHANGE さぁ、街から世界を変えよう。」という会社のスローガンは2016年、共生やサステナブルといった言葉が叫ばれるようになる以前から掲げているものである。

地域や人々のコミュニティーを活性化させる「スポーツの力」を信じ、街のコミュニティーを活性化し、それをレガシーとして未来に継承していくことを目指しているからこそ、多くの支える活動をする。また三井不動産のロゴには&がデザインされている。それは経営理念に基づくもの。多様性を受け入れ、相反する価値観であっても、その相克を乗り越えて&で共生させ、持続可能な社会の実現を目指している。

スポーツを“する喜び、楽しさ”、そして“見る感動”“支える共感”を伝えていきたい。S.LEAGUEの夢が多くの人々を引き付け、同じ夢を持つ三井不動産もサポートに加わる。その夢はいかなる未来を作っていくのだろうか。


REPORT

「3×3 S.LEAGUE 2022 FINALS」初代年間王者はdominate


 2月25、26日、千葉・船橋市の三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY(北館1F・中央広場)にて「3×3 S.LEAGUE 2022 FINALS」が行われた。

25日はベスト8進出を懸けての戦い、26日は決勝を含めての順位決定戦が行われた。そして準決勝で、BEEFMANは21-9でSolviento Kamakuraに勝利。もう一つはdominateが延長の末に19-17でTEAM Q4湘南を下して決勝にコマを進めた。
決勝前には、千葉ジェッツふなばしのフライトクルーチアリーダーズ「STAR JETS」とジャンボくんが登場し、盛り上がったところで決勝がスタート。まず井後健矢の活躍で7-1と好スタートを切ると攻守でBEEFMANのリズムを狂わせる。それでも佐野隆司、ラザー ポポヴィッチが追加点を奪って点差を詰めたが、井後が最後に再びプレーレベルを上げて勝負あり。dominateが初代年間チャンピオンとなり、賞金100万円を獲得。FINALシーズンMVP(30万円)は、井後が受賞した。

■最終順位
優勝:dominate
準優勝:BEEFMAN
3位:TEAM Q4湘南
4位:Solviento Kamakura
5位:SAITAMA WILD BEARS
6位:SAITAMA LIPLA
7位:信州松本DYNA BLACX
8位:CHOFU SHEEP
9位:SAKURA
10位:revunite tokyo west
11位:茨城BACK BONE
12位:KOTO PHOENIX



優勝を決めたあと、喜びを爆発させたdominate



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: 3x3 Sリーグ

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