月刊バスケットボール1月号

W杯 日本を含む出場全32チームが決定、前回準優勝アルゼンチンが出場権を逃す波乱

グループ分け抽選会は4月29日開催


2月27日、「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」の各地区予選最終戦が行われ、出場全32チームが決定した。アメリカ地区予選では、前回準優勝のアルゼンチン(FIBAランク4位)が最終戦で敗れて出場権を逃すという番狂わせが起きている。

【動画】アルゼンチン対ドミニカ共和国予選最終戦ハイライトを見る

2月27日、アジア地区予選で4試合、アメリカ地区予選で6試合、ヨーロッパ地区予選で6試合、アフリカ地区予選で6試合が行われて「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」の地区予選全日程が終了。結果、以下出場全32チームが決定した。

[アジアZONE(出場枠8)]オーストラリア、中国、★イラン、日本*、★ヨルダン、レバノン、ニュージランド、フィリピン*
[アフリカZONE(出場枠5)] ★アンゴラ、★カーボベルデ、コートジボワール、★南スーダン
[アメリカZONE(出場枠7)] ★ブラジル、カナダ、★ドミニカ共和国、★メキシコ、★プエルトリコ、★アメリカ、★ベネズエラ
[ヨーロッパZONE(出場枠12)]フランス、フィンランド、★ジョージア、ドイツ、ギリシャ、イタリア、ラトビア、リトアニア、★モンテネグロ、★セルビア、スロベニア、スペイン
★=新たに出場が決まったチーム、*=ホスト国として出場

アメリカ地区予選では最終戦で、アルゼンチンがドミニカ共和国と対戦。4Q64-54とリードして迎えながら75-79で逆転負けを喫して8勝4敗に。ベネズエラと同勝同敗ながら、直接対戦での得失点差(ベネズエラ+10)で劣ってグループE4位となって前回準優勝国が出場権を逃すという番狂わせが起きた。

「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」のグループステージは、日本(沖縄)、フィリピン、インドネシアで開催。気になるグループ分け抽選会は4月29日にフィリピン・マニアで行われる。
※日本、フィリピンは自国でのグループステージで戦う。また開催3ヵ国は、すでに自国グループリーグで戦う優先チームを選択しており、アメリカはフィリピンで、スロベニアは日本で、カナダはインドネシアで戦うことが決まっている。


■大会概要

「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」

日程:2023年8月25日(金)~9月10日(日)
開催国:フィリピン/インドネシア/日本(沖縄) ※グループステージを上記3か国で開催、決勝トーナメントはフィリピンの首都マニラで開催 日本会場:沖縄アリーナ (沖縄県沖縄市⼭内1丁目16-1)



文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: ワールドカップ2023

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