デュラント、サンズが優勝を狙えると前向き「成功するためのピースがすべて揃っている」
優勝が狙えると前向きに語ったデュラント
現地2月16日(日本時間17日)、フェニックス・サンズに移籍したケビン・デュラントは、フットプリント・センターでの記者会見に出席し、「(サンズには) 成功するためのピースがすべて揃っている」と優勝できるピースが揃っているとコメントした。
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会見には新オーナーとなったマット・イシュビア氏、プレジデント兼GMのジェームズ・ジョーンズ(元ヒート、キャバリアーズ)と共に出席。サンズの印象について「成功するためのピースがすべて揃っている。ここにはファイナル・ラウンドでのプレーがどのようなものかを経験した人たちがいるからね。チャンピオン(ジョーンズ)がチームを見てくれていて、モンティ(ウィリアムズヘッドコーチ)もコーチとしてチャンピオンだからね。それがチームにとって戦いの半分とも言える。何が必要かを知っているというのは大きい」といい人材、スタッフが率いていることも強みだと発言。
デュラントは右膝内側側副靱帯の故障のため休養中。デビン・ブッカー、クリス・ポール、ディアンドレ・エイトンとビッグ4としてプレイするのはいつになるのか? と聞かれると、「(明確には)わからないけれど、できれば(オールスターウィークエンドの)すぐあとに」とコメント。現地2月25日にオクラホマシティ・サンダー戦、同27日にミルウォーキー・バックス戦を予定しているが、どちらかで復帰となる可能性があることを明らかにした。
さらに記者からブルックリン・ネッツ時代を振り返っての質問が出る。それに対して「ブルックリンのみんなもタフな仕事が好きなメンバーであり、ファミリーだった。彼らは常に僕の旅の一部であり続ける。優勝はできなかったけど、その戦いは楽しかった。あそこにいた全員が毎日ベストを尽くしていたからね。だから、私は彼らを愛している。アキレス腱を痛めてからの4年間は、僕のキャリアの中でも特別なものだったし、それを喋ると感情的にもなってしまう。彼らはたくさん助けてくれたしね。彼らが前進することを祈っているし、明るい未来を持っていると思う」と古巣にエールを送る。
また、ネッツで共にチームを引っ張っていたカイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)については「一緒にフィニッシュできなかったことについては残念。いい流れだったと思うし。望んでいたものをようやく築き上げることができたところだった。でも、カイリーがどう考えているのか、組織とどうなっているのかはわからなかった。僕はコート上のことだけに集中していたからね。(トラブルや移籍は)チームにとって打撃だった。僕らはアイデンティティを奪ってしまった。彼は我々にとって大きな存在だったからね」と答えている。