月刊バスケットボール6月号

NBA

2023.02.15

渡邊雄太(ネッツ)、NBAオールスターの3Pコンテスト出場逃したか - シャムズ・シャラニアがツイート

有力NBAインサイダーのシャムズ・シャラニアが、日本時間215日未明にツイッターでNBAオールスターの3Pコンテストに出場するプレーヤーのリストを投稿した。その投稿によると、現在実質的にNBA全体トップの3P成功率48.1%(108本中52本成功)を記録している渡邊雄太(ブルックリン・ネッツ)は出場しない模様。シャラニア投稿のリストは以下の顔ぶれだ。


ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
ケビン・ハーター(サクラメント・キングス)
タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート)
タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)
バディ・ヒールド(インディアナ・ペイサーズ)
デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)
アンファニー・サイモンズ(ポートランド・ブレイザーズ)
ラウリ・マルカネン(ユタ・ジャズ)


8人の出場プレーヤーは東西両カンファレンスから4人ずつ。ペイサーズとブレイザーズから二人ずつが名を連ねた。ホストのジャズからは成長著しいマルカネンが選ばれている。

この中に3P成功率のトップ10に入る上位ランカーは一人も含まれていない。上記の8人中最上位のランカーはヒールズで、42.3%の11位。その次はマルカネンで、41.2%の19位だ。渡邊はネッツが消化した57試合で52本の成功だが、これはリーグ公式ランキングの規定に5本足りていないものの、現在トップのアイザイア・ジョー(オクラホマシティ・サンダー、成功率45.4%)を上回っている。渡邊のチームメイトであるセス・カリー(8位、42.5%)とジョー・ハリス(9位、42.5%)の二人もトップ10入りしているが、3Pコンテストにはいずれも出場しない。

日本人として初めて3Pコンテスト出場、二人目のオールスター・ウイークエンド出場(過去には八村 塁[当時ワシントン・ウィザーズ、現ロサンゼルス・レイカーズ]が2020年のライジングスター・チャレンジに出場、翌年も開催中心あったものの発表されたメンバーに名を連ねた)の可能性が話題となっていた渡邊は、NBA日本語公式サイトや現地メディアのインタビューで、「招待されればもちろん光栄だが、実績を残してきているプレーヤーの中でも出場できない人も多いのだから、自分が出られなくても納得できる」という旨のコメントを残していた。

なおシャラニアの投稿は、情報源(Sources)からのアップデートをベースにしていることが記されており、日本時間15日午前5時の段階では、3Pコンテスト出場プレーヤーのリーグ公式発表はなされていない。

今年のNBAオールスター・ウイークエンドはユタ・ジャズがホームとするソルトレイクシティーが舞台で、日本時間2月18日(土)から20日(月、北米時間では17日[金]-19日[日])にかけて開催される。3Pコンテストは中日の日本時間19日(北米時間18日)にジャズのホームアリーナ、ビビント・アリーナで行われる予定だ。

文/柴田 健(月刊バスケットボールWEB) (月刊バスケットボール)

タグ: 渡邊雄太 ブルックリン・ネッツNBAオールスター・ゲーム

PICK UP