月刊バスケットボール7月号

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2023.02.09

セリエA1後半戦でギアを一段上げる安間志織 - アシストリーグトップ、3P成功率大幅上昇

©FIBA.EuroCup2022-23

イタリアに渡りセリエA1の強豪ベネツィア(Umana Reyer Venezia)でプレーしている安間志織が、シーズン後半戦に入って少しずつ調子を上げている。日本時間25日(イタリア時間4日)に行われたブリシア(RMB Brixia)との一戦では8得点とゲームハイの6アシストで78-50の快勝に貢献したが、チームメイトとの連係が改善してきたためか、プレーの安定感が高まっている印象だ。


数字で見ると、後半戦の6試合では得点が前半戦の5.9から8.7に上昇している。その大きな要因は3Pショットで、アテンプトが前半戦の3.5本から3.0に微減する一方で確率が21.4%から44.4%へと23ポイント跳ね上がっている。2Pショットでの得点は平均3.4から3.0に微減したが、フリースローアテンプトが前半戦の平均1.8本から4.0本に倍増し、かつその確率も71.4%から83.3%に上昇しているのは、アグレッシブさが実っている結果と言え、非常に良い傾向だ。

得点が上昇傾向にあると同時に、通年での平均4.7アシストは現時点でのリーグトップ。安間が前進を見せるとともにチームの平均得点も前半戦の78.1から83.3に上昇しているのは興味深い。

1月中に行われたセリエA1の公式戦4試合で平均9.3得点、5.2リバウンド、3.8アシストを記録した安間は、クラブのスポンサーをフィーチャーした同月の月間最優秀選手(SMA Green & Smart Solutions MVP)にも選出された。1月にはFIBAユーロカップ2022-23シーズンのプレーオフも3試合あったが、その舞台でも平均11.0得点、2.3リバウンド、4.3アシストと力を発揮。この3試合はいずれも非常に厳しい試合だったが、フィールドゴール成功率が66.7%(15本中10本成功)、3P成功率83.3%(6本中5本成功)と確率の良さが目を引いた。

安間とベネツィアは、FIBAユーロバスケット2023予選が行われる今週末はバイウイークで、次戦は日本時間220日(月=イタリア時間19日[日])のルッカ(Gesam Gas and Light The Walls Lucca)との一戦となる。その試合を含めてセリエA1のレギュラーシーズンはあと7試合。いつの間にか大詰めが迫っている。

文/柴田 健(月刊バスケットボールWEB) (月刊バスケットボール)

タグ: 安間志織 ウマナ・レイェ・ベネツィアセリエA1ユーロカップUmana Reyer Venezia

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