月刊バスケットボール6月号

NBA

2023.02.08

レブロン通算得点歴代1位に! 38,388点目を奪って39年ぶりの記録更新

ジェームズがジャバーを抜いて歴代通算得点1位に!!


現地2月7日(日本時間8日)、ロサンゼルス・レイカーズはホームでオクラホマシティー・サンダーと対戦。現在通算38,352点でこの試合を迎えたレブロン・ジェームズ(レイカーズ)は3Q残り10.9秒、トップ・オブ・ザ・キーからフェイドアウェイシュートを決めて、39年ぶりに記録を更新した。

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現在通算1位となっているカリーム・アブドゥル=ジャバー(元レイカーズ)の38,387得点を破るまであと36点としてサンダー戦を迎えたジェームズ。会場にはジャバーも駆けつけた中で試合が始まった。

1Q開始17秒、ジェームズはゴールにアタックするもののシュートは決まらず。残り7分3秒の3Pシュートで初得点を奪うと、アリーナは大歓声に。その後、フリースロー1本を決めると残り5分40秒、レブロンはレイアップを決めるが、接触があったのか右目の上を押さえる仕草をする。しかし、大事には至ることはなくそのままプレイ。

その後、スティールから持ち込むとスピンムーブを見せて得点。残り4分4秒、一度ベンチに下がるが、残り50秒でコートに戻ったが、得点は奪えず。1Qは8得点に終わった。

2Q開始1分強、レブロンはドライブするとアーロン・ウィギンズに接触しながらシュートを決めて3ポイントプレイ。その後、3ポイントプレイ、トップからの3Pシュート、フリースロー3本で得点。途中4分下がると、その後は得点なし。2Qは12点を奪い、合計20得点となった。

3Q初得点はフリースロー。残り2分、速攻時にファウルをもらうと2本きっちり決める。すると残り8分29秒、その30秒後にトップから連続3Pシュートを成功。残り8点となり、アリーナのファンは大興奮となる。

その後レイアップを決めると、残り2分にはスラムダンク、残り1分にアーリーオフェンスからレイアップを決めて残り2点に。そして残り10.9秒、トップ・オブ・ザ・キーでフェイドアウェイシュート! これで36得点目を決めて、歴代1位となった。

<追記>
シュートを決めるとジェームズは両手を掲げて歓喜。ここで試合はストップし、ジャバーとアダム・シルバーコミッショナーがコートに登場し、セレモニーへ。ジェームズはスピーチで「F*ck man。みんな、ありがとう」と語っている。

ジェームズは4Q残り8分40秒にコートイン。1本レイアップを決めると残り37.7秒、お役御免に。記念すべき試合で38得点、7リバウンド、3アシスト、3スティールを記録。通算得点は38,390点とした。

5試合連続スターターとなった八村塁は約26分出場して14得点、6リバウンドを記録。しかし、レイカーズは130-133で敗れている。


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

タグ: NBA レブロン・ジェームズ

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