身長219cmでのプレイを体感!! NBAドラ1候補ウェンバヤマ視点の動画に驚いたという反応多数
レブロンをして“エイリアン(宇宙人)のよう”と言わしめるウェンバヤマ
もし2m超の身長があったら、どんな景色なのだろうか? そんなことを思った人もいるはず。1月27日、NBAがSNSに投稿したのが、来年のドラフト1位候補であるビクター・ウェンバヤマ(フランス)が219cm視点で撮影したプレイ動画だ。【動画】ウェンバヤマ視点動画&スーパープレイ集をチェック
動画はコートに出ていくところからスタート。そこには顔の前にスマートフォンを構えたウェンバヤマがいる。視点動画でスラムダンク、軽くボールを掴んでのバンクショット、ディフェンスでシュートを空中キャッチ、リフティング、フリースローと披露していくと、最後はカメラ目線での背面ショットを決めてスマイルを見せている。いずれも高身長の視点を体感できるものだ。この投稿には、「7フッター(213cm以上の選手)だと簡単だ」「おもちゃのゴールみたい」「これは普通じゃない」など一様に驚いたというコメントが多く書き込まれている。
ウェンバヤマは2004年1月4日生まれの19歳。身長は219cm(フランスリーグプロフィールより)あり、ウイングスパン(両腕を広げた際の長さ)は244cmもあるという。もちろん高いだけではない。この身長とは思えないクイックネスを持ち、ボールハンドリングも見事。インサイドでは得点、リバウンド、ブロックと活躍し、アウトサイドから決めるシュートレンジの広さもある。トレードマークは、アウトサイドでのワンレッグ3Pシュートだ。
昨年、FIBAワールドカップ2023ヨーロッパ地区予選でフランスフル代表デビューを果たしていて、現在はフランス国内リーグPro Aのメトロポリタンズ92に所属。今季は18試合に出場して平均21.4得点、9.4リバウンドをマークしている。また昨年10月にアメリカ・ラスベガスで行われたGリーグ・イグナイトとのエキジビションゲームでは1戦目に3Pシュート7本を成功させるなどで37得点、5ブロック、2戦目では36得点、11リバウンド、4ブロックと噂に違わぬ実力を披露している。
そのプレイを見たレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は「ここ数年、誰もがユニコーン(想像上の動物みたい)になっているが、彼(ウェンバヤマ)に至っては“エイリアン(宇宙人)”みたいなもの。彼ほどの身長にしてコートで流れるようなプレイを見せる選手は見たことがない。間違いなく世代を超えた才能の持ち主だし、体が万全であることを願いたい。何よりも彼にとってそれが重要なことだからね」と“宇宙人レベル”の選手だと称えている。
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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)
タグ: NBA ビクター・ウェンバンヤマ