八村塁、レイカーズ・デビュー!12得点、レブロンとのコンビも披露
ホームでレイカーズ・デビューを果たした八村
現地1月25日(日本時間26日)、ロサンゼルス・レイカーズはホームでサンアントニオ・スパーズと対戦。トレードでレイカーズ入りした八村塁がパープル&ゴールドのユニフォームをまとってのデビュー戦でベンチから約22分出場、12得点の活躍を見せた。
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現地23日(日本時間24日)、ケンドリック・ナンと将来のドラフト指名権(2023年2巡目、2029年2巡目、2028年は両チームの2巡目指名権交換権)との交換でレイカーズ入りを果たした八村。前日、チームに合流すると本日のスパーズ戦でゴールド&パープルのジャージーをまとってレイカーズ・デビューを果たした。
1Q残り4分22秒にコートに入ると、3分8秒にフリースロー2本を決めてレイカーズの選手として初得点。その後、スティール、リバウンドを1本ずつ奪うと、2Qもそのまま出場。レブロン・ジェームズとも共闘し、残り8分にはマックス・クリスティーからのパスを右ウイングで受けて2ドリブルから得意のプルアップジャンパー。これが決まってレイカーズで初のフィールドゴールをマークした。
さらに残り6分5秒、トランジションからレブロンのパスを受けてリバース・レイアップ。前半は10分28秒出場で5得点、2リバウンド、1スティールというスタッツだった。
後半の出番は3Q残り3分27秒。レブロンに代わってコートに立つと残り27.7秒にフリースローを獲得。これは2本とも外しスタッツ的な記録はなかったものの、アンソニー・デイビスとラッセル・ウエストブルックを中心とした時間帯に、オフェンスではコーナーで待ち構えるスペーサーとして、ディフェンスではヘルプポジションに立ちながら限られたロールをこなした。チームとしては81-82と1点ビハインドで最終クォーターへ。
レブロンが戻った4Qはデイビスと八村と合わせてレイカーズはフロントコートにサイズを持たせたラインナップでスタート。10分53秒にはトランジションからデニス・シュルーダーのキックアウトパスを受けて3Pシュートを成功し、後半初得点。直後には味方のショットミスをティップアウトしてレブロンのセカンドチャンスポイントにつなげ、8分33秒にはレブロンの3Pをお膳立て。入団前から期待されていたビッグラインナップ(レブロン、八村、デイビス)の時間帯で効果的な働きを見せた。
これで波に乗ったレイカーズは一気に点差を2桁に広げ、八村も残り5分52秒には左のポストから代名詞のターンアラウンドジャンパーをヒット。ケイタ・ベイツ・ディオップ相手にあわやハイライトダンクとなるような積極的なアタックも見せるなど、レブロンがベンチに下がっている時間帯には得点源としても活躍できることを示した。
結果、デビュー戦は21分31秒の出場で12得点(FG7本中4本成功、3Pシュート3本中1本成功、フリースロー3本中6本成功)、6リバウンド、1アシスト、1スティールという堂々の数字。八村が出場していた時間帯にスパーズを突き放したレイカーズも113-104で勝利し、八村にとっての第2章は最高のスタートとなった。