月刊バスケットボール5月号

NBA

2023.01.19

またも不運な故障、オールスター選手ボールが仲間との接触でコートをあとに

Photo by Getty Images

ボールが右足首ねんざでまたも欠場の危機に

現地1月18日(日本時間19日)、シャーロット・ホーネッツはホームで、ヒューストン・ロケッツに122-117で勝利。13勝目をあげたが、オールスターガードのラメロ・ボールにまたも故障が発生してしまった。

【動画】ラメロ・ボールが右足首をねんざしたシーンがこちら

問題のシーンが起きたのは3Q開始約2分半。ロケッツのジャバリ・スミスJr.のシュートを阻止しようとジャンプしたボールだが、ブロックは失敗。着地したところ、ボールの右足の上に同じくブロックに跳んでいたPJ・ワシントンの右足が乗ってしいまって右足首をねんざ。ボールはそのまま仰向けに倒れると、コートをあとにすることになった。ちなみにワシントンも同じタイミングで倒れているが、その後もプレイを続けている。

ボールは今季、不運なケガが続いている。まずプレシーズンゲームでまず左足首をねんざし、シーズン開幕から13試合連続で欠場。現地11月12日に復帰したものの、復帰3戦目のインディアナ・ペイサーズ戦でコートサイドの観客の足を踏んでしまって左足首をねんざ。さらに11試合を欠場してしまう。そして昨年12月14日のデトロイト・ピストンズ戦から復帰し、7試合でダブルダブルをマークするなど、チームを引っ張っていた。

ホーネッツは昨季43勝39敗でイースト10位となってプレイイン・トーナメントに進んだものの、アトランタ・ホークスに敗れてNBAプレイオフ進出はならず。ポストシーズンを目指して迎えた今季だが、13勝34敗でイースト14位という位置にいる。

ボールは試合後、「歩けるようになったので、1日ごとに様子を見ていこうと思う」と重傷ではないとコメント。レントゲンを撮る予定もないと明かしただけに、欠場期間はそれほど長くならないかもしれない。いずれせよ、チームに欠かせない選手だけに早期復帰を祈りたい。

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)



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