“高1”平良宗龍が琉球に特別指定選手として加入「少しでもレベルアップしてキングスの力になりたいと思います」
1月13日、Bリーグ「琉球ゴールデンキングス」は、ウインターカップ優勝に貢献した開志国際高1年生の平良宗龍が特別指定選手として加入すると発表した。
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平良は小学5年生から「キングスアカデミー那覇南部スクール」に通い始め、中学生からは「キングスU15」に所属し、2020-21シーズンBリーグU15チャンピオンシップではMIPを受賞するなど活躍。中学3年生時には、「キングスU18」でもプレイし、昨年8月にはトップチームのトレーニングにも参加している。
そして2023年4月、新潟・開志国際高に入学。1年生ながらスタメンとして、インターハイ準優勝、ウインターカップ優勝に貢献。特に福岡・福岡第一高とのウインターカップ決勝では、2Qに3Pシュート4連発を沈めて流れを導くなど活躍。勝負強さが魅力の選手である。
今回の発表に際し、平良は「フィジカルもスキルも足りない所が多くありますが、少しでもレベルアップしてキングスの力になりたいと思います」とコメント。チームからも「シュート力のみならず、卓越した突破力は世代屈指と言っても過言ではありません」と高いポテンシャルに期待しているとメッセージを発表している。
Bリーグの特別指定選手制度は、前シーズン4月1日時点で満22歳の誕生日を迎えておらず、日本国籍を有し、健康であることを証明されている選手が対象。チームはリーグ登録上限数に加え、特別指定選手を2名までBリーグ登録することができる制度である。
<プロフィール>
#12 平良 宗龍(タイラ シュウタツ)
生年月日:2006年5月26日
身長:182cm
ポジション:PG
出身地:沖縄県
主な経歴:2019-2022 琉球ゴールデンキングスU15、2021-2022 琉球ゴールデンキングスU18、2022- 開志国際高等学校、2023- 琉球ゴールデンキングス 特別指定選手
▽球団コメント
平良宗龍選手は、琉球ゴールデンキングスバスケットボールアカデミー出身で、琉球ゴールデンキングスユースプログラム2期生として、キングスU15に加入、在籍中もそのスキルレベルの高さから中学3年生の時は、カテゴリを繰り上げてキングスU18に入って練習活動を続けてきました。
開志国際高校へ進学後は、高校1年生でありながらも試合に起用され、インターハイ準優勝、そしてウインターカップでは決勝戦の大舞台で4連続3ポイントシュートを決める大活躍で、多くのバスケットボールファンを震わせました。シュート力のみならず、卓越した突破力は世代屈指と言っても過言ではありません。
今回の特別指定選手としての加入において、ご理解とご協力をいただきました開志国際高校の関係者の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。
▽#12 平良コメント
琉球ゴールデンキングスファンの皆様、はじめまして。開志国際高等学校1年平良宗龍です。今回、琉球ゴールデンキングスに特別指定選手として入団することになりました。フィジカルもスキルも足りない所が多くありますが、少しでもレベルアップしてキングスの力になりたいと思います。
また、今回の特別指定での入団を後押してくれた琉球ゴールデンキングスの皆様、開志国際高等学校の皆様、今まで関わってくれた関係者の皆様、1番近くで支えてくれた家族に感謝の気持ちを持って1日1日大事に過ごしていきます。宜しくお願いします。
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)