月刊バスケットボール5月号

中学(U15)

2023.01.08

【Jr.ウインターカップ2022-23】ライジングゼファーフクオカ U15が初優勝、25得点の勝又“保護者の方、ほかのチームの皆さんの応援がとても力になって優勝できました”

ライジングゼファーフクオカ U15が初優勝

1月8日、「Jr.ウインターカップ2022-23」(2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会)男子決勝、大接戦となった試合はライジングゼファーフクオカ U15(福岡)が51-46で勝利。見事初優勝を果たした。試合後のインタビューで25得点と活躍した#35勝又絆は、「保護者の方々も遠くから応援に来ていただき、ほかのチームの皆さんも自分たちを応援してくれて、とても力になって優勝できたと思うので、感謝を伝えたいと思います」と語った。

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「Jr.ウインターカップ2022-23」男子トーナメント表を紹介

【Jr.ウインターカップ2022-23】ライジングゼファーフクオカ U15が初優勝、大接戦の末に横浜ビー・コルセアーズU15を下す


★鶴我隆博ヘッドコーチ

――今のお気持ちはいかがでしょうか?
「私たちユースは、夏の大会がないので非常に長い夏を過ごしながら、U15のチャンピオンシップ目指して頑張ってきました。その甲斐があったとすごく満足しています」

――決勝の激闘を振り返ってください。
「この大会、キャプテンであり、エースである山口銀之丞君が非常に真面目な子で、プレッシャーを感じて、すごく苦しい状態でありました。それをみんなが支えて、一生懸命に頑張ってくれました。本当にチームで掴んだ勝利だと思います」

――優勝の勝因は?
「小さいチームですけど、とにかくディフェンスは裏切らないということを常に意識していました。どんな状況であってもプレッシャーをかけ続ける。引かない、前に出るという気持ちでディフェンスをやりました。それを1試合続けて我慢してできる、そういう我慢強いチームだと思っています」

――応援してくれた方へメッセージをお願いします。
「まず会場に足を運んでいただいた保護者の皆さん、応援してくれた皆さん本当にありがとうございます。また福岡から井手口先生も来てくださいまして、本当に心強い思いでした。また福岡で本当はここに来たくてたまらないという状況の中でも一生懸命、画面の前で応援してくれた皆さん、皆さんに心から感謝申し上げます。


★#35勝又絆

――見事優勝、今の気持ちを教えてください。
「今までチームで辛いこととか、うまくいかないことがずっと続いていたけど、最後は優勝という形になってとてもうれしいです」

――大活躍でしたね。
「前半は上手くいかなくて、ゴール下が弱くなりました。後半最初のほうから、強く打つことを意識して切り替えられたので良かったと思います」

――クラッチタイムでは3Pシュートを決めました。
「#21持丸昭人君とアイコンタクトをして、エンドスローの時に“出すぞ”と来たので、自分も残り時間が少なかったので打つしかないと思って、練習してきた45度の3Pシュートだったので、入ってすごくうれしかったです」

――一緒に戦ってきた仲間たち、支えてくれたコーチに向けて言葉をお願いします。
「5日間、保護者の方々も遠くから応援に来ていただき、ほかのチームの皆さんも自分たちを応援してくれて、とても力になって優勝できたと思うので、感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました」


<今大会の試合結果>
1回戦/○56-52●B.FORCE愛媛(愛媛)
2回戦/○83-50●Super Waves(鳥取)
3回戦/○68-50●弘前市立津軽中(青森)
準々決勝/○59-57●名古屋ダイヤモンドドルフィンズU15(愛知)
準決勝/○53-49●京都精華学園中(京都)
決勝/○51-46●横浜ビー・コルセアーズU15(神奈川)

<大会ベスト5>
#15山口銀之丞(ライジングゼファーフクオカU15/福岡)
#16崎濱秀寿(ライジングゼファーフクオカU15/福岡)
#35勝又絆 (ライジングゼファーフクオカU15/福岡)
#11佐藤凪(横浜ビー・コルセアーズU15/神奈川)
#45高島舜弥(横浜ビー・コルセアーズU15/神奈川)

写真=月刊バスケットボール

タグ: U15 Jr.ウインターカップJr.ウインターカップ2022-23

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