ライジングゼファーフクオカ U15が初優勝！

1月8日、「Jr.ウインターカップ2022-23」(2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会)、横浜ビー・コルセアーズU15(神奈川)とライジングゼファーフクオカ U15(福岡)によるBリーグユースチーム対決となった男子決勝。4Q終盤まで1点差を争う大接戦となったが、最後に流れをものにしたライジングゼファーフクオカ U15が51-46で勝利。見事初優勝を果たした。

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【表】「Jr.ウインターカップ2022-23」男子トーナメント表を紹介

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まず先取点を奪ったのは横浜ビー・コルセアーズU15(以下横浜BC)。#41大越海藍がリバウンドから決める。さらに#45高島舜弥のアシストから#7九十田晃海がシュートを決める。ライジングゼファーフクオカ U15(以下フクオカ)は、直後に#15山口銀之丞がドライブから初得点。しかし、横浜BCはエースの#11佐藤凪が連続得点。#7九十田、#54佐藤汰頼も続き、残り3分で、フクオカ#16崎濱秀寿のシュート、#77冨永蓮太のフリースロー1本のみのフクオカに12-5とする。

フクオカは終盤、#16崎濱、#27進藤孝虎が得点。#45高島が追加点を奪った横浜BCが15-9 として1Qを終えた。

2Q、巻き返したいフクオカは残り6分36秒に#35勝又絆が3ポイントプレイ。その17秒後にもう1本決めて1点差とする。
その後は互いにオフェンスに苦しむ展開に。横浜BCは#11佐藤凪のフリースロー、#31田口総一郎のシュートで追加点を奪うが、フクオカは#35勝又が連続得点、さらに#27進藤がドライブから決めて23-20とひっくり返してハーフタイムを迎えた。

3Q、残り7分44秒、横浜BC#45高島が両チームを通じて初の3Pシュートを成功。同点にするが、すぐにフクオカの#35勝又が決めてリードをキープする。このあとは点の取り合いに。フクオカは#35勝又、#27進藤が、横浜BC#45高島、#11佐藤凪、#7九十田が得点して、残り4分で30-30となる。その後も拮抗した展開となったが、横浜BCは残り10秒に#11佐藤凪が決めて36-34で3Qを終えた。

2点差で迎えた4Q、フクオカは#27進藤のシュートで同点にすると、横浜BCは足を引きずりながらプレイする#11佐藤凪が3Pシュートを決めて残り7分11秒で39-36とする。その後、フクオカは#27進藤、#35勝又と得点。1点リードするが、横浜BCも#45高島が決めて残り5分で41-40とする。

緊張感高まる中、残り3分6秒にフクオカは#23永善元希が2Pシュートを成功。1点リードを奪うが、その約30秒後、横浜BCは#32渡辺聖が左ウイングからディープ3Pシュート。さらに#54佐藤汰頼も決めるが、フクオカは#23永善、#27進藤、#16崎濱と立て続けに決めて残り1分半で48-46と逆転する。

その後、横浜BCは#45高島が2本の3Pシュートを放つが、リングに弾かれてしまう。そして残り17秒、フクオカは#35勝又が値千金の3Pシュートを決めて勝負あり。フクオカが51-46で勝利。見事初優勝を果たした。

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文／広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)