【Jr.ウインターカップ2022-23】横浜ビー・コルセアーズU15が決勝進出、四日市メリノール学院中は自慢の攻撃が奏功せず
#11佐藤凪が24得点、#45高島が18得点と活躍した横浜ビー・コルセアーズU15が決勝進出
1月7日、「Jr.ウインターカップ2022-23」(2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会)男子準決勝、全中王者の四日市メリノール学院中(三重)と横浜ビー・コルセアーズU15(神奈川)が対戦。終始主導権を握った横浜ビー・コルセアーズU15が59-46で勝利し、初の決勝進出を決めた。
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【表】「Jr.ウインターカップ2022-23」男子トーナメント表を紹介
「Jr.ウインターカップ2022-23」大会4日目1/7コート別試合予定(リアルタイム速報あり)
横浜ビー・コルセアーズU15(以下横浜U15)は、189cm#41大越海藍がローポストから決めて先取点。さらに#45高島舜弥が左ウイングから3Pシュートを決める。残り6分15秒、四日市メリノール学院中は#0榎木璃旺の3Pシュートでチーム初得点。しかし横浜U15は#11佐藤凪が3Pシュートを決め返す。残り5分半で横浜U15の8-4とする。
その後、四日市メリノール学院中は#21中村颯斗、#0榎木が得点するが、横浜U15は#11佐藤凪、#54佐藤汰頼がシュートを決めて残り3分で14-9とリードを保つ。残り30秒、四日市メリノール学院中は得点源の一人、#13蓑手海叶が初シュートを決めるが、#41大越、#45高島、#11佐藤凪と得点を重ねた横浜U15が21-11とリードして1Qを終えた。
2Q、四日市メリノール学院中は#13蓑手のフリースロー、#0榎木、#21中村のシュートで連続と得点。残り6分半で16-23と1桁差にする。さらに#21中村が3Pシュートを決めるが、横浜U15は#11佐藤凪が3Pシュート、2Pシュートと決めて再びリードを作る。その後、四日市メリノール学院中は#21中村、#0榎木が、横浜U15は#11佐藤凪が得点。横浜U15の32-24でハーフタイムを迎えた。横浜U15は前半、#11佐藤凪が15得点、四日市メリノール学院中は#21中村、#0榎木が10得点をマークしている。
3Q、横浜U15は#11佐藤凪の得点のあと、#45高島のフリースローで35-25と2桁差にする。残り6分6秒、四日市メリノール学院中#34白谷柱誠ジャックは10リバウンドを記録。チームの奮起を促すが、横浜U15は#11佐藤凪が連続得点。残り5分を切ったところで39-25とする
苦しいオフェンスが続く四日市メリノール学院中は残り2分43秒、#13蓑手が3Q4点目を奪う。しかし、横浜U15は#41大越、#7九十田晃海、#45高島も得点し、48-33とリードを15点に広げて3Qを終えた。
山崎修ヘッドコーチから激励されてコートに入った四日市メリノール学院中は4Q残り7分21秒、#0榎木が3Pシュートを成功。横浜U15のオフェンスを凌ぎ、得意の早い展開からシュートを放つが、シュートはことごとくリングに弾かれてしまう。
残り5分半で横浜U15の52-36。逆転勝利を狙う四日市メリノール学院中は、残り5分15秒、#0榎木が4Q2本目の3Pシュートを成功。さらに#34白谷のリバウンドから早い展開を作って#13蓑手も得点。残り4分12秒で12点差とするが、横浜U15は#45高島の連続得点でリードをキープ。その後、四日市メリノール学院中の得点は#13蓑手のシュート、#0榎木の3Pシュートのみ。横浜U15がリードを守り、59-46で勝利した。明日の決勝(11時半開始予定)では、このあと行われる京都精華学園中(京都)対ライジングゼファーフクオカU15(福岡)の勝者と対戦する。
「Jr.ウインターカップ2022-23」特設ページ(日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)
文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)