相模女大中学部が昨年のリベンジに成功して4強入り

1月6日、「Jr.ウインターカップ2022-23」(2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会)女子準々決勝、J,sphere(愛知)と相模女大中学部(神奈川)が対戦。2Qに流れを掴むと最後まで主導権を離さなかった相模女大中学部が71-44で勝利。明日の準決勝では、HIGHTIME(島根)×京都精華CLUB(京都)の勝者と対戦する。

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「Jr.ウインターカップ2022-23」大会2日目1/6コート別試合予定(リアルタイム速報あり)

前回大会でも両者は準々決勝で対戦。その際は46-45とわずか1点差でJ,sphereが勝利している。リベンジを誓う相模女大中学部は、#7オボナヤ星史留のシュートでまず先取点。J,sphereは直後に#6中川陽葵がチーム初得点を奪うと、#4村木優心が3Pシュート、2Pシュートと連続成功。相模女大中学部は#5杉山ひよりが3Pシュートを決めたが、残り5分でJ,sphereの10-5とする。

相模女大中学部は残り4分半に#6川島才佳が左ショートコーナーから得点。さらに#13佐野葵がゴール下で決めて1点差とするが、J,sphereは#12岩田莉奈、#6中川のシュートで再び突き放す。それでも終盤、相模女大中学部は#5杉山、#15竹内みやの連続得で追いつき、16-16と同点で1Qを終えた

2Q、J,sphereは#10鈴木かののドライブでクォーター初得点。さらにインサイドで#12岩田がシュートを決める。対する相模女大中学部は#5杉山のフリースロー、3Pシュート、#15竹内の得点で残り5分で22-20とする。
クォーター終盤、相模女大中学部は流れを掴むと#13佐野、#4藤原あかり、#6川島が連続得点。残り1分を切ったところで30-20と2桁差を作る。ここでタイムアウトを取ったJ,sphereは#8古賀姫莉のシュート、#10鈴木のフリースローで追加点を奪ったが、相模女大中学部は#5杉山がブザービーターとなる3Pシュートを沈めて35-23でハーフタイムを迎えた。

3Q、巻き返しを図るJ,sphereは#8古賀、#12岩田がゴール近くで得点。しかし、相模女大中学部は#6川島が2Pシュートに3Pシュート、#4藤原、#9西原あかりも追加点を奪ってリードを広げ、残り5分で44-29とする。
クォーター終盤、相模女大中学部は#13佐野が連続得点を決めるが、J,sphereも#8古賀、#4村木の得点に、#10鈴木の3Pシュートと徐々に調子を上げていく。しかし、終了間際、相手から2度のスティールに成功するも、得点にできず。相模女大中学部の52-34で3Qを終えた。

4Q、差を詰めていきたいJ,sphereだが、相模女大中学部#7オボナヤ、#4藤原に連続得点を決められて、さらにリードを広げられてしまう。その後、J,sphereは#7林優里奈がキレのあるムーブから得点。さらに#5櫻井埜、#13木村玲奈が3Pシュート、#4村木がフリースローと得点するが、差を詰めることができない。最後までアグレッシブなプレイを見せたJ,sphereだったが、#6川島の3Pシュート、#5杉山、#4藤原、#15竹内の得点など着実に得点を重ねた相模女大中学部が、71-44で勝利して前回大会のリベンジに成功。4強入りを決めた。明日の準決勝では、HIGHTIME(島根)×京都精華CLUB(京都)の勝者と対戦する。

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文／広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)