月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2023.01.06

【Jr.ウインターカップ2022-23】激戦を制したのは横浜ビー・コルセアーズU15、NOSHIRO BASKETBALL ACADEMYの猛追をかわして8強入り

※写真はイメージ

残り1秒、NOSHIRO BASKETBALL ACADEMYが放った逆転シュートは決まらず


1月6日、「Jr.ウインターカップ2022-23」(2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会)男子3回戦、横浜ビー・コルセアーズU15(神奈川)とNOSHIRO BASKETBALL ACADEMY(秋田)が対戦。57-56で横浜BCが準々決勝進出を決めた。続く準々決勝(Aコート17時開始予定)では、前年王者のゴッド ドア(兵庫)対宇都宮ブレックスU15(栃木)の勝者と対戦する。

【写真21点】横浜ビー・コルセアーズU15×NOSHIRO BASKETBALL ACADEMYォトギャラリーをチェック

【表】「Jr.ウインターカップ2022-23」男子トーナメント表を紹介

「Jr.ウインターカップ2022-23」大会2日目1/6コート別試合予定(リアルタイム速報あり)

先取点は横浜ビー・コルセアーズU15(以下横浜BC)。#45高島舜弥が華麗なステップからインサイドでシュートを決める。対するNOSHIRO BASKETBALL ACADEMY(以下NOSHIRO)は#21高橋海至が右ショートコーナーからシュートを決めて初得点を奪う。
その後、横浜BCは#7九十田晃海、#11佐藤凪が、NOSHIROは#23荻田航羽が得点。残り5分で横浜BCの6-3となる。

その後、横浜BCは#11佐藤凪、#7九十田のシュートで追加点。NOSHIROは#58千田健太、#11檜森琉壱がフリースロー1本ずつと苦しいオフェンスが続いたが、残り3分39秒に#23荻田航羽が3Pシュート、続いて#58千田がゴール下で決めて10-10と同点に。その後、NOSHIROは#21高橋、#11檜森が、横浜BCは#11佐藤凪、#7九十田が得点。横浜BCの14-13で1Qを終えた。

2Q、横浜BCは#41大越海藍がローポストから得点。しかし、NOSHIROが流れを掴んで#58千田のフリースロー、#11檜森、#19小田嶌秋斗の得点で残り4分半で22-18とリードを作る。その後、横浜BCは#11佐藤凪、#41大越、#27平川恭佑が、NOSHIROは#11檜森、#58千田らが得点。1ゴール差を争う攻防となり、横浜BCの33-31でハーフタイムを迎えた。

3Q、横浜BCは#45高島がドリブルからのプルアップジャンパーを決めると、NOSHIROは#19小田嶌はスピンムーブからレイアップと技術を見せる。その後、横浜BCは#11佐藤凪がシュート2本にフリースロー2本と連続得点。NOSHIROは速攻のチャンスを得るも#7九十田のスーパーブロックに防がれる。そして残り4分5秒、#45高島のバンクショットで45-33と10点差になる。ここでNOSHIROは#58千田、#19小田嶌、#23荻田が連続してシュートを決めて残り1分強で3点差に迫る。横浜BCの47-44で3Qを終えた。

4Q、NOSHIROは#13清水祐清、#58千田が得点。1ゴール差をキープするが、横浜BCは#32渡辺聖、#18森勇翔のシュートで逆転を許さない。残り4分10秒、NOSHIROは#58千田が3ポイントプレイを決めて52-53とする。その後、しばらく得点が動かなかったが、残り2分4秒、NOSHIRO#13清水が左ウイングから3Pシュートを決めて55-53としたが、直後に横浜BCは#45高島が決め返して同点に。

残り1分半、NOSHIRO #11檜森がフリースロー1本を決めて1点リードに。しかし、横浜BCは直後にまたも#45高島がシュートを決めて57-56とし、残り1分を切る。
残り30秒で得たNOSHIROのオフェンス、#11檜森に託してシュートを放つが、リングに弾かれてしまう。残り1秒、NOSHIROはスティールして#19小田嶌がシュートを放ったが、決まらず。57-56で横浜BCが準々決勝進出を決めた。続く準々決勝(Aコート17時開始予定)では、前年王者のゴッド ドア(兵庫)対宇都宮ブレックスU15(栃木)の勝者と対戦する。

「Jr.ウインターカップ2022-23」特設ページ(日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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