月刊バスケットボール6月号

中学(U15)

2023.01.05

【Jr.ウインターカップ2022-23】前回4強の愛知・J,sphereが3回戦へ、埼玉・さいたまUnit1バスケットボールクラブに快勝

高い得点力を見せつけて快勝したJ,sphere


1月5日、「Jr.ウインターカップ2022-23」(2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会)女子2回戦、前回ベスト4のJ,sphere(愛知) さいたまUnit1バスケットボールクラブ(埼玉)が対戦。終始主導権を握ったJ,sphereが87-43で勝利し、3回戦に駒を進めた。

【写真26点】J,sphere×さいたまUnit1バスケットボールクラブフォトギャラリーをチェック

【表】「Jr.ウインターカップ2022-23」女子トーナメント表を紹介

「Jr.ウインターカップ2022-23」大会2日目1/5コート別試合予定(リアルタイム速報あり)

先取点を奪ったのはJ,sphere。パスを回してくと左コーナーから#4村木優心が3Pシュート。直後に、#4村木は2本目の3Pシュート、ロング2Pと試合開始からシュートが絶好調。対するさいたまUnit1バスケットボールクラブ(以下さいたまUnit1)は#9松崎侑来の2Pシュートで初得点。#7林優里奈も3Pシュートを決めると、とこちらも開始直後から良いオフェンスを見せる。さらにJ,sphereは#12岩田莉奈がインサイドで、スティールから#4村木の速攻、#5櫻井埜のミドルと得点し、残り5分で15-5とする。

アウトサイド中心の攻めを展開するさいたまUnit1は残り3分半を切ったところで、#11灰野夏未が3Pシュートを成功。#6久保田朱音も連続してシュートを決めたが、#12岩田、#4村木、#6中川陽葵がインサイドで追加点を奪ったJ,sphereの28-14で1Qを終えた。

2Q、さいたまUnit1はまずチーム最長身の#5グビノグン オサスウェンデビーがポストプレイから得点。さらに#7戸村こはるのレイアップ、#4菊池真央の3Pシュートと連続得点をあげて7点差にする。連続失点が続いたJ,sphereは#12岩田がオフェンス・リバウンドから得点すると流れを引き寄せる。#8古賀、#6中川、#5櫻井も決めて残り4分で38-23に。
その後、さいたまUnit1は#55山崎百合香、#11灰野が、J,sphereは#7林、#6中川、#9三浦檎乃、#11成瀬未唯が得点。J,sphereが53-26と差を広げてハーフタイムを迎えた。

3Q、さいたまUnit1は#7戸村、#4菊池が3Pシュートを決めるが、J,sphereは#8古賀、#13木村玲奈の連続得点で点数を重ねていくと、残り4分半を切ったところで#14吉田麻央がリバウンドから決めて70-29とする。
クォーター終盤、さいたまUnit1#5グビノグンが得点、リバウンドと頑張ると、#34本山七菜も追加点を奪ったが、J,sphereは#16中村香音、#14吉田のシュートで76-38として3Qを終えた。

4Qは互いに好ディフェンスを展開。相手に得点をなかなか許さず。そんな中、J,sphereは#18岩田陽菜が、さいたまUnit1は#11灰野が得点する。終盤、さいたまUnit1はベンチメンバーを投入。足を動かしてJ,sphereにプレッシャーをかける。最後まで攻め続けたJ,sphereは#14吉田、#7林がフリースローでポイントを重ね、87-43で勝利した。

3回戦では、沖縄市立コザ中学校(沖縄)を66-56で下した昭和学院中学校(千葉)と対戦する。


「Jr.ウインターカップ2022-23」特設ページ(日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)



PICK UP

RELATED