月刊バスケットボール5月号

中学(U15)

2023.01.04

【Jr.ウインターカップ2022-23】前回16強の埼玉・HANABUSA T.B.Cが2回戦進出、大分・明豊中を3Q突き放す

前回ベスト16のHANABUSA T.B.Cが2回戦進出


1月4日、「Jr.ウインターカップ2022-23」(2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会)大会初日、男子1回戦で前回ベスト16のHANABUSA T.B.C(埼玉)と明豊中(大分)が対戦。3Qに流れを掴んだHANABUSA T.B.Cが65-40で勝利し、明日の2回戦に駒を進めた。

【写真51点】HANABUSA T.B.C×明豊中フォトギャラリーをチェック

【表】「Jr.ウインターカップ2022-23」男子トーナメント表を紹介


HANABUSA T.B.Cは#18スガヤママテオスのシュートでまず先取点。さらに#8楠見海翔、#9渡部開と連続得点を決めて残り7分で6-0とする。出鼻をくじかれた明豊中は残り4分半、#4高松悠季のシュートでチーム初得点。その後、#4高松の3Pシュート、#6安藤翔健のフリースローで追加点を奪ったが、#9渡部、#18スガヤマ、#17廣岡律輝がシュートを決めたHANABUSA T.B.Cの14-7で1Qを終えた。

2Q、明豊中は#7大塚蓮恩がトップから3Pシュートを決めて10点目を奪うと、#9甲斐翔大も早い展開からレイアップを決めるなど、徐々に良いオフェンスが出始める。HANABUSA T.B.Cは#9渡部、#17廣岡のシュート、#4浦野広大、#19田頭悠悟のフリースローで追加点。残り3分2秒、#19田頭がゴール下で決めて24-14と2桁差にする。
しかし、その後、明豊中が流れを掴む。#5板井玲穏の3Pシュート、#7大塚のフリースローと追加点を奪うと、#4高松の3Pシュート、スティールからの速攻で2点差に。そのまま、HANABUSA T.B.Cの24-22でハーフタイムを迎えた。

3Q、明豊中は#4高松、#9甲斐、HANABUSA T.B.Cは#9渡部、#17廣岡が得点。互いに好オフェンスを展開する。逆転を許さないHANABUSA T.B.Cは、#18スガヤマのシュート、#9渡部のフリースローで残り2分半で35-29とする。途中、得点が止まっていた明豊中はクォーター終盤、#6安藤翔健、#4高松が追加点を奪ったものの、HANABUSA T.B.Cは#17廣岡の3Pシュートなどで点差を広げ、42-33として3Qを終えた。

4Q、明豊中は#5板井のシュートでクォーター初得点。追い上げを図るが、HANABUSA T.B.C は#18スガヤマ、#8楠見、#9渡部、#17廣岡と連続得点を奪取。残り約5分に得点源の#4高松が右足のトラブルでベンチに下がった明豊中を突き放していく。

明豊中は#9甲斐、#5板井がフリースローを得るものの、連続得点はできず。#9渡部、#4浦野、#19田頭のシュートで得点を重ねたHANABUSA T.B.Cが65-40で勝利した。

「Jr.ウインターカップ2022-23」特設ページ(日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

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