月刊バスケットボール5月号

中学(U15)

2023.01.04

【Jr.ウインターカップ2022-23】競り合いを制したのは長崎ヴェルカU15、CONFIANZA東京U15を下して2回戦進出

最後に流れを掴んだ長崎ヴェルカU15が勝利


1月4日、「Jr.ウインターカップ2022-23」(2022年度 第3回全国U15バスケットボール選手権大会)大会初日、男子1回戦でBリーグユースチームの長崎ヴェルカU15(長崎)と クラブチームのCONFIANZA東京U15(東京)が対戦。4Q中盤まで同点という好試合となったが、最後に流れを掴んだ長崎ヴェルカU15が72-65で勝利。2回戦に駒を進めた。 【写真21点】長崎ヴェルカU15×CONFIANZA東京U15フォトギャラリーをチェック

【表】「Jr.ウインターカップ2022-23」男子トーナメント表を紹介

長崎ヴェルカU15#7山口幹太が先取点を奪うと、直後にCONFIANZA東京U15は#14斎藤遥心がチーム初得点。その後、CONFIANZA東京U15は#2岡祐心、#5藤井空が、長崎ヴェルカU15は#7山口、#6松下湊が得点し、残り5分で長崎ヴェルカU15の9-8となる。

その後、長崎ヴェルカU15は#14川口正太、#6松下、#9井上智稀が着実に得点。15-11としたが、CONFIANZA東京U15 #15石川慈士大、#14斎藤の連続得点で2点差とする。終盤、CONFIANZA東京U15 は#0高橋悠冬がゴール下で決めたが、長崎ヴェルカU15 は#14川口、#9井上が得点し、21-17で1Qを終えた。

2Qは開始から互いに好ディフェンスを展開。なかなかシュートが決まらない中、長崎ヴェルカU15#7山口が得点につなげて残り約6分で24-17とする。CONFIANZA東京U15は残り5分14秒、#14斎藤のフリースローで2Q初得点。ここからオフェンスの流れが良くなり、#20松沢祥宏、#5藤井空が連続得点。2点差に迫る。しかし、今度は長崎ヴェルカU15が流れを掴み、#6松下、#22中村太陽、#7山口、#9井上と連続得点。32-24としてハーフタイムを迎えた。

3Q、長崎ヴェルカU15は#33奥野脩雅が活躍。連続得点で36-24と2桁差にすると、#7山口がトップから3Pシュートを決めて、残り6分で39-24とする。
CONFIANZA東京U15は残り5分18秒、#2岡のシュートでクォーター初得点を挙げると直後にスティールから連続得点。さらにフルコート・プレスをかけてターンオーバーを引き出すと、#17新谷順太郎、#2岡が連続してシュートを決めて残り3分半で5点差まで迫る。ここで長崎ヴェルカU15はタイムアウトを取るが、連続失点を止められず。CONFIANZA東京U15 は#13山田竣介の連続得点で39-39と同点に追いつく。そして残り2分15秒、#13山田のジャンプシュートで逆転に成功する。それでも長崎ヴェルカU15 はクォーター終盤、#22中村がフリースローで久しぶりに得点すると、#7山口、#9井上が続いて47-46と1点リードで3Qを終えた。

勝負の4Qは開始からリードの奪い合いに。残り5分25秒、CONFIANZA東京U15は#2岡が難しいレイアップを決めて56-53とするが、残り5分1秒、長崎ヴェルカU15 #7山口が3Pシュートで同点に。互いに見応えある展開が続く。クォーター終盤、長崎ヴェルカU15 は#34畠野玲心が連続得点、さらに#9井上がゴール下で決めて残り2分20秒で、64-58とする。

タイムアウトを取ったCONFIANZA東京U15はなかなかシュートが決まらず。残り57.7秒、#14斎藤が左ウイングから3Pシュートを沈めて5点差と望みをつないだが、直後に長崎ヴェルカU15は左ウイングから#6松下が3Pシュートを入れ替えして69-61にする。CONFIANZA東京U15はファウルゲームを展開し、最後まで集中してプレイしたものの、長崎ヴェルカU15が72-65で勝利。2回戦に駒を進めた。

「Jr.ウインターカップ2022-23」特設ページ(日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)

文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

PICK UP

RELATED