安間志織(ベネツィア)、セリエA1年内最終戦も勝利 - 引き続きアシストランキングでリーグトップを維持
安間志織が所属するベネツィア(Umana Reyer Venezia)が、日本時間12月31日(イタリア時間30日)にセリエA2022-23シーズンの2022年内最終戦となるファエンツァ(E-Work Faenza)との一戦に臨み、102-71と31点差をつけて勝利をつかんだ。ベネツィアは4連勝。スターターとして出場した安間は、3Pショット1本成功を含む7得点、1リバウンドにゲームハイの6アシストを記録している。
ベネツィアは故障欠場していた得点源のセンター、ジェシカ・シェパード(Jessica Lynn Shepard)が戦列に復帰し、登録した10人全員得点の猛攻でファエンツァを圧倒した。この試合は2021-22シーズンの第14週で、後半戦における初戦。チームとして最高のスタートを切ることができた。
また、セリエA1が発表したミッドシーズン・アワードで、ベネツィアからはベスト・ヤング(新人王)にマティルデ・ビッラ(Matilde Villa)、ベスト・クインテット(ベストファイブ)のセンター部門にシェパードが選出されている。安間の名前はこの表彰には出てこないものの、この試合を終えた時点の平均5.0アシストがセリエA1全体のトップを維持している。セリエA1においてはこの試合が10試合目の出場。ハイレベルなパフォーマンスでチームに貢献しており、後半戦で有能なチームメイトとどんな勢いを生み出していくか楽しみな状況だ。
取材・文/柴田 健(月刊バスケットボールWEB) (月刊バスケットボール)