【ウインターカップ2022】京都精華学園が初優勝、ウチェ「中学生からずっと負けてきたけど、今日はちゃんと勝てて良かったです」
京都精華学園が夏冬2冠を達成!
12月28日、「SoftBank ウインターカップ2022(令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会)」女子決勝、前回準優勝の京都精華学園(京都[1])が99-81で札幌山の手(北海道[1])を下して大会初優勝。インターハイとの2冠を達成した。試合後のインタビューでキャプテンの#4イゾジェ ウチェは「中学生からずっと負けてきたけど、でも、今日はちゃんと勝てて良かったです」と語った。
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以下がオンコートインタビューでの言葉である。
★山本綱義コーチ
――優勝おめでとうございます。
「もう感激で頭の中がまっ白で言葉が出てきません。48年間頑張ってきて、子供たちの才能を本当に信じてやってきたんですが、ここにきて素晴らしい結果を出してくれて感激です。頭の中が、まっ白です」
――優勝できたポイントはどこでしょうか?
「「やはりチームの結束力と、インターハイのあととにかく、ディフェンス、ディフェンス、リバウンド、ルーズボールと見えない地道なところを一生懸命やれと言ってきました。それを選手たちが忠実に頑張ってくれた、その結果だと思います」
――ウチェ選手を中心に、どんなチームになりましたか?
「最後、このメンバーでやれる最後の大会なんだから、悔いのないように思い切りやれといってきました」
★#4イゾジェ ウチェ
[決勝]35得点、18リバウンド、5アシスト
――優勝おめでとうございます。
「ありがとうございます!!」
――とうとう初優勝。両チーム最多35得点でした。
「35得点取ったけど、チームが一丸になって力を合わせてディフェンス、ルーズボールを徹底できて、良かったと思います」
――去年は準優勝で悔しい思い。今年リベンジできましたね。
「中学生からずっと負けてきたけど、でも、今日はちゃんと勝てて良かったです」
――後輩たちにメッセージをお願いします。
「新人戦あるから、これからしんどい練習始まるけど(笑) あきらめないで、いいことがちゃんと来るから我慢して、もう1回優勝できるように練習頑張ってください。大好きです!!」
★#12八木悠香
[決勝]22得点、11リバウンド、3アシスト
――昨年は1年生で決勝を経験したけれど、悔しい思いをした。今回リベンジできましたね。
「最高にうれしいです」
――今日は本当に大活躍でしたね。
「去年はこの舞台で最後、負けてしまって、悔しい思いをしている分、最後、やっぱり勝つという気持ちでいました。
★#5柴田柑菜
[決勝]22得点、3アシスト
――3年生として、ずっとチームを支えてきましたが、今どんな景色が見えていますか?
「全員で一眼となってやってきてよかったと思います」
――後輩たちにどんなことを伝えたいですか?
「しんどいことも多いけど、それを乗り越えたら良い景色が見られるので、来年も頑張ってほしいです」
<優勝までの軌跡>
2回戦/85-63小林(宮崎)
3回戦/81-35慶誠(熊本)
準々決勝/84-45東京成徳大(東京[2])
準決勝/70-47東海大付福岡(福岡[1])
決勝/99-81札幌山の手(北海道[1])
[ベスト5]
#4イゾジェ ウチェ/京都精華学園(京都[1])
#12八木悠香/京都精華学園(京都[1])
#13堀内桜花/京都精華学園(京都[1])
#4森岡ほのか/札幌山の手(北海道[1])
#10岡井遥香/札幌山の手(北海道[1])
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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)
写真=月刊バスケットボール