月刊バスケットボール5月号

【ウインターカップ2022】開志国際が初の4強入り!! 2桁得点4人で東海大付諏訪に勝利

開志国際が初の4強入り!!

12月27日、「SoftBank ウインターカップ2022(令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会)」大会5日目男子準々決勝、インターハイ準優勝の開志国際(新潟[1])と東海大付諏訪(長野)が対戦。試合開始から自慢の得点力が生きた開志国際が91-57で勝利し、初の準決勝進出を決めた。

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まず東海大付諏訪は、#26菅原潤哉の3Pシュートで先取点。開志国際は#7介川アンソニー翔のアシストで#15バシール ファイサル モハメッドが決めてチーム初得点を奪う。その後、東海大付諏訪は#5石口直、#14髙山鈴琉のミドルシュート、#3中川知定真がフリースローで追加点。しかし、開志国際は#13平良宗龍が3Pシュート、レイアップ、#5武藤俊太朗がレイアップを成功するなどで逆転。さらに#7介川、#15モハメッドも決めて残り3分半で15-8とリードする。

ここでタイムアウトを取った東海大付諏訪だが、追加点は奪えず。開志国際は#7介川が2P、3Pシュートと連続得点を奪って20-8と2桁差にする。残り22秒、東海大付諏訪#5石口が3Pシュートを決めたものの、開志国際の22-11で1Qを終えた。

2Q、東海大付諏訪は#15根本然のミドルシュートでクォーター初得点。しかし、開志国際は#13平良がすぐに3Pシュートを決め返す。その後、東海大付諏訪は#99櫻田睦人が、開志国際は#5武藤、#7介川が得点。残り6分41秒で開志国際の29-15となる。

中盤、両チームともシュートが決まらない時間があったが、残り5分を切ったところから、スコアが動き出す。開志国際は#12中島遙希、#15モハメッド、#11清水脩真が得点。東海大付諏訪は#3中川が活躍するが、残り3分で開志国際の36-18とダブルスコアになる。さらにクォーター終盤、開志国際は#5武藤、#15モハメッド、#7介川が追加点を奪い、44-18と点差を広げてハーフタイムを迎えた。

3Q、流れを変えたい東海大付諏訪は#3中川、#5石口と得点するとディフェンス強度も上げて24秒バイオレーションを奪うなど攻防に良い形を見せる。しかし、開志国際の勢いは衰えない。#7介川、#15モハメッドの2Pシュート、#5武藤の3Pシュート、#13平良のレイアップと得点を重ねていくと残り5分33秒、#5武藤がドライブからレイアップを決めて55-24と31点差に。

残り5分を切ってから東海大付諏訪がゾーン・ディフェンスをすると開志国際のオフェンスが一旦スローダウン。#26菅原、#14髙山、#17寺坂優羽、#5石口とシュートを決めていく。しかし、開志国際は#10澤田竜馬、#16千保銀河の3Pシュートなどアウトサイドからシュートを決めてリードをキープ。開志国際の66-36で3Qを終えた。

4Q、開志国際は#15モハメッドが連続得点。しかし、残り7分44秒、シュート後の着地で右ヒザを痛めてベンチに下がる。大差をつけられた中、東海大付諏訪は最後まで集中してオフェンスを展開。#3中川が3ポイントプレイに3Pシュート、#5石口も3Pシュート2本、#15根本然も良い形でシュートを決めるなど見せ場を作った。
最後はベンチメンバーをコートに出した開志国際が91-57で勝利し、初の準決勝進出を決めた。明日の準決勝はこのあと行われる藤枝明誠(静岡)対福岡大附大濠(福岡[2])の勝者と対戦する。


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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

写真=月刊バスケットボール

タグ: ウインターカップ 高校バスケウインターカップ2022

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