月刊バスケットボール10月号

【ウインターカップ2022】藤枝明誠が8強入り、赤間34得点の活躍で桜丘との東海対決に勝利

藤枝明誠が準々決勝進出を決める


12月26日、「SoftBank ウインターカップ2022(令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会)」大会4日目、インターハイ3位の藤枝明誠(静岡)と桜丘(愛知[2])による東海ブロックとなった男子3回戦。1Q にリードを作ると、相手の流れを封じた藤枝明誠が89-61で勝利し、準々決勝進出を決めた。

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#23霜越洸太朗の3Pシュートで藤枝明誠が先取点。桜丘は#91土屋来嵐の3Pシュートでチーム初得点を奪う。その後、桜丘は#1舘山洸騎、#91土屋来嵐が、藤枝明誠は#12赤間賢人、#14谷俊太朗が得点。残り5分12秒で藤枝明誠が12-7とする。

残り4分台から桜丘はゾーン・ディフェンスを仕掛けるが、藤枝明誠は#12赤間がレイアップ、フリースローで追加点を奪い、残り3分で18-7と2桁差とする。残り2分強、桜丘は#23ラワル ソレイマンのシュートで久しぶりに得点。さらに#1舘山が3Pシュートを決めるが、藤枝明誠は#23霜越が活躍。3Pシュート連続成功に2Pシュートを決める。さらに残り55秒、#91土屋来嵐が3Pシュート、#23ソレイマンがフリースロー1本を決めて、藤枝明誠の28-16で1Qを終えた。このQ、藤枝明誠は#12赤間が12得点、#23霜越が11得点をあげている。

2Q、桜丘は#1舘山、#55オクラレンス カールの得点で9点差に迫ると、残り5分20秒、#1舘山がまたも決めて26-32と点差を詰める。ここで藤枝明誠がタイムアウトを取ると、両チームのオフェンスが停滞。藤枝明誠が#99ボヌ ロードプリンス チノンソ、桜丘は#91土屋、#55オクラレンスが得点し、残り1分半で藤枝明誠の36-30となる。ここから藤枝明誠は#12赤間、14谷が得点。40-30としてハーフタイムを迎えた。

3Q、桜丘は#1舘山、#91土屋が追加点を奪うが、藤枝明誠は#5上野幸太、#99チノンソ、#12赤間が決めて残り6分半で54-36とリードを広げる。タイムアウト明け、桜丘は#1舘山が連続してシュートを決めるが、あとが続かない。藤枝明誠は#10櫻井一気が連続得点を挙げると、残り1分16秒、#5上野の3Pシュートで63-43、20点差に。残り8秒、#1桜丘舘山が決めたものの、藤枝明誠の63-45で3Qを終えた。

昨日の2回戦、報徳学園戦で#91土屋の3Pブザービーターでオーバータイムに持ち込んだ末、勝利している桜丘。4Q、#91土屋のレイアップでクォーター初得点を奪うと、#1舘山がファウルをもらってフリースローと良い局面も見せるが、藤枝明誠#12赤間がその前に立ちはだかる。2Pシュート、フリースローと決めて残り7分で70-50と20点差をキープする。

集中力を切らさない桜丘は#1舘山のフリースロー、#7セイ パプ マムウルと追加点を奪って点差を詰める。しかし、藤枝明誠は#12赤間の2Pシュート、#14谷の3Pシュートで76-56と再び20点差に広げる。その後も藤枝明誠は#12赤間を中心に得点。89-61で勝利し、準々決勝進出を決めた。続く準々決勝では阪南大(大阪)対福岡大附大濠(福岡[2])の勝者と対戦する。

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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

写真=月刊バスケットボール

タグ: ウインターカップ 高校バスケウインターカップ2022

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