月刊バスケットボール6月号

【ウインターカップ2022】総体準V開志国際が3回戦進出、仙台大明成を下す

2Q以降、リードを保った開志国際が勝利


12月25日、「SoftBank ウインターカップ2022(令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会)」大会3日目男子2回戦、インターハイ準優勝の開志国際(新潟[1])とウインターカップ過去6度優勝の仙台大明成(宮城[1])が対戦。82-65で開志国際が勝利し、3回戦に駒を進めた。

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#4片原飛斗のジャンプシュートで仙台大明成が先取点。開志国際は直後のオフェンスで#15バシール ファイサル モハメッドが決める。その後、仙台大明成は#8ウィリアムス ショーン莉音、#6内藤晴樹のジャンプシュート、#7佐藤晴の3Pシュートで、開志国際は#5武藤俊太朗が3ポイントプレイに#13平良宗龍の3Pシュート、#7介川アンソニー翔の2Pシュートで得点。アップテンポな展開となる。

残り6分を切ったところ、#15バシール、#7介川の連続得点で14-11とした開志国際だったが、仙台大明成は#6内藤が3ポイントプレイ。同点に追いつく。その後、開志国際は#7介川の3ポイントプレイ、#15バシールの2Pシュートでリードを作るが、仙台大明成は#8ウィリアムスの得点で差を広げさせない。
クォーター終盤、開志国際は仙台大明成の攻撃を防ぐと、#5武藤の3ポイントプレイ、#7介川の連続得点と追加点を奪って8点差を付ける。残り16秒、仙台大明成は#8ウィリアムスがフリースロー2本を決めたが、開志国際の26-20で1Qを終えた。

2Q開始直後に開志国際は#14ネブフィ ケルビン シェミリーが、仙台大明成は#6内藤が得点する。その後、しばらくスコアが動かなくなかったが、開志国際は#7介川が連続得点。そして残り6分11秒、#5武藤のフリースローで33-22と二桁差に。
クォーター終盤、仙台大明成#6内藤、#4片原がミドルから決めるが、開志国際は#6境アリーム、#11清水脩真の3Pシュートでリードを保つ。さらに終了間際、#7介川がインサイドで決めて開志国際の38-26でハーフタイムを迎えた。

3Q、仙台大明成は#6内藤がまず得点。さらに#8ウィリアムスが2本決めて差を詰めようとするが、開志国際は#10澤田竜馬の3Pシュート、#15バシール、#7介川の得点で残り5分57秒で49-32とリードを広げる。
その後、仙台大明成は#10八重樫がこの試合初得点を奪うと2本連続でシュート成功。残り2分59秒で40-51と差を詰める。

さらに#6内藤のシュートで差を詰めた仙台大明成は、残り1分42秒、#10八重樫がついに3Pシュートを成功(仙台大明成はここまで3Pシュートは17分の1だった)。47-54とする。しかし、ここで開志国際は#5武藤が連続得点。58-47で3Qを終えた。

4Q、ファーストプレイで開志国際は#10澤田が3Pシュート。早めに差を詰めたい仙台大明成は#4片原、#6内藤が得点。しかし、開志国際は#5武藤のシュートで二桁差をキープする。残り6分半で開志国際の67-55。

クォーター中盤、開志国際は#13平良が3Pシュート2連発。残り4分で74-59とする。
仙台大明成は#10八重樫が得点するが、あとが続かない。#5武藤、#7介川の得点でさらに差を広げた開志国際は、残り1分31秒、#7介川のシュートで82-61と21点差にする。結局82-65で開志国際が仙台大明成を下した。続く3回戦では前橋育英(群馬)対光泉カトリック(滋賀)の勝者と対戦する。

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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

写真=月刊バスケットボール

タグ: 高校バスケ ウインターカップ2022

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