月刊バスケットボール6月号

【ウインターカップ2022】3冠を狙う福岡第一が好発進! 市船橋に37点差の快勝で3回戦進出

3冠を狙う福岡第一が好発進!


12月25日、「SoftBank ウインターカップ2022(令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会)」大会3日目男子2回戦。インターハイ、U18日清食品トップリーグと制している福岡第一(福岡[1])と市船橋(千葉)が対戦。2Qリードを作った福岡第一が99-62で勝利。3回戦に駒を進めた。

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先取点を奪ったのは市船橋。スティールから#4髙宮大翔がレイアップを決める。福岡第一は、その直後に#8轟琉維のフリースローでチーム初得点。さらに#45ニャン アマドゥ マクターがリバウンドから、#52小田健太が3Pシュートを決めて残り8分で6-2とする。

市船橋は残り6分を切ったところで#5永島太一が3Pシュートを成功。その後、#7佐々木慎太郎もこの試合初シュートを決めて一旦逆転するが、福岡第一は#8轟の3Pシュートなどで11-7とリードを保つ。
残り4分4秒、市船橋は#4髙宮がシュートを捩じ込んで2点差にとすると、#5永島の3Pシュートで12-11に。その後、福岡第一は#17崎濱秀斗のフリースロー、#8轟のシュートで14-12としたが、市船橋は#4髙宮が同点シュートを決め、14-14で1Qを終えた。

2Q、セカンドユニットを起用した福岡第一は、#87ムスタファ ンバアイがリバウンドから得点。対する市船橋は早い展開から、#9飯田碧偉が右ウイングから3Pシュート、#4髙宮がレイアップ。残り8分を切ったところで19-16とする。その後、福岡第一は#87ムスタファ ンバアイ、#47髙木来希のフリースローで1点差とすると、残り6分45秒、#47髙木のシュートで20-19とする。

クォーター中盤、福岡第一は#72中村千颯のタップシュート、#87ムスタファのシュートで5点差にすると、好守からチャンスを掴んで#47髙木が連続得点。28-21とする。

市船橋は#9飯田が速攻から得点。#7佐々木が連続得点を奪うものの、着実に得点を重ねていった福岡第一は残り2分21秒、#87ムスタファのシュートで33-23と10点差に。結局、44-27と福岡第一がリードしてハーフタイムを迎えた。

3Q、福岡第一は#37平岡倖汰のフリースローでクォーター初得点。その後、#52小田、#8轟と得点を積み重ねていく。巻き返したい市船橋は#9飯田がタップシュートを決めたものの、得点がなかなか続かない。残り5分18秒、#52小田の3Pシュートで63-31と31点差にする。市船橋は#5永島、#44アピア パトリック眞、#9飯田など良いオフェンスも出るが、勢いづいた福岡第一の勢いは止まらず。77-40とリードを広げて3Qを終えた。

4Q、市船橋は#9飯田、#8羽賀悠眞が得点。負けずとアップテンポなバスケからシュートを狙っていく。しかし、福岡第一は#45ニャン、#37平岡、#8轟が追加点を奪うと、クォーター中盤から登場したセカンドユニットの#72中村、#44アピアらも絶えず攻め続ける。そして残り5分38秒、#47髙木の得点で89-48と41点差にする。

クォーター中盤、市船橋は#6大澤奏太が3Pシュート3連発。さらに残り2分33秒、市船橋はベンチからフレッシュなラインナップを投入すると、福岡第一からターンオーバーを引き出し、#13駒谷隼がフリースローを勝ち取って得点、#10浅沼慶太がミドルシュートを決めるなど見せ場を作った。最後はスタメンに戻してゲーム終了。福岡第一が99-62で勝利した。続く3回戦では正智深谷(埼玉[1])対美濃加茂(岐阜)の勝者と対戦する。

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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

写真=月刊バスケットボール

タグ: 高校バスケ ウインターカップ2022

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