月刊バスケットボール24年3月号

【ウインターカップ2022】桜花学園の連覇途絶える。残り3.3秒の大逆転劇で東海大付福岡が金星

東海大付福岡が激戦の末に女王・桜花学園を下す

12月25日、「SoftBank ウインターカップ2022(令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会)」大会3日目女子3回戦、大会3連覇中の桜花学園(愛知[1])とインターハイ3位の東海大付福岡(福岡[1])が対戦。大激戦となった試合、4Q残り3.3秒、#6境の3Pシュートとフリースローで逆転した東海大付福岡が64-63で勝利した。

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【動画】残り3.3秒、#6境が左ウイングから3Pシュート

『ウインターカップ2022』特設ページ(日程・出場校&選手名鑑・トーナメント表)


先取点を奪ったのは桜花学園。トランジションでの早い展開で#9田中こころがレイアップを成功。さらに#4横山智那美がミドルから決める。対する東海大付福岡は残り6分半に、#9赤間静夏のシュートでチーム初得点。その後、桜花学園は#15深津唯生、#9田中が、東海大付福岡#15伊東友莉香がシュートを決めるが、共に得点が伸びず。残り3分で桜花学園の8-4となる。

残り2分25秒、東海大付福岡はインサイドの要、198cmの#34ファール アミナタがこの試合初得点。すると#6境さくらが左ウイングから3Pシュートを決めて9-9と追いつく。結局、11-11とイーブンで1Qを終える。

2Q、共にミドルシュート中心の攻めになり、得点が止まったが、残り8分を切ったところで東海大付福岡#6境がドライブからクォーター初得点。さらに#13稲次菜々子の連続3Pシュートを決めて残り約5分で19-11とリードを奪う。1Q残り1分の#6高木美波以来得点が止まっていた桜花学園は、残り4分12秒、#9田中がトップから3Pシュートを成功。続くオフェンスでも2Pシュートを決めるが、東海大付福岡は#10伊良部由明の3Pシュートで21-17とリードを保つ。

残り3分9秒、東海大付福岡#34アミナタが3ファウルでベンチへ。#20アミ チャラウが入ると、桜花学園は#15深津のフリースロー、#9田中の3Pシュートで22-21と逆転。その後、東海大付福岡#10伊良部、桜花学園#4横山がそれぞれ得点し、桜花学園の24-23でハーフタイムを迎えた。

3Q、東海大付福岡は前半4点の#34アミナタが連続得点。さらに#6境がドライブから決めるなど、リードを奪おうとする。前半同様にシュートが入らない桜花学園は#15深津、#4横山のフリースローで僅差をキープすると、残り6分32秒、#7森美麗のシュートで31-30に。ここからスコアが動き出す。東海大付福岡は#9赤間のシュート、#6境の3Pシュートで再度リードを奪うが、桜花学園は#9田中の3Pシュート、#7森のレイアップで残り3分14秒で37-34とする。

その後、東海大付福岡は#34アミナタ、#10伊良部の得点で2点差とすると、#9赤間が3Pシュートを成功。しかし、終了間際、桜花学園#4横山が3Pシュートを決めて42-40として3Qを終えた。

勝負が決まる4Q、東海大付福岡は#15伊東友莉香のフリースローでまず同点に。桜花学園#4横山が決めると、東海大付福岡#9赤間が決め返す。一進一退の攻防が続く。
その後、桜花学園は#9田中が速攻、3Pシュートを成功。さらに#4横山がレイアップを決めて残り5分で50-45とする。

タイムアウト直後、東海大付福岡#9赤間が4ポイントプレイで1点差にすると、その#9赤間が続くオフェンスでまたも3Pシュート。52-50と逆転に成功する。今度は桜花学園がタイムアウト。そのファーストプレイで#4横山が3Pシュートを決め返して1点リードに変える。さらに残り3分24秒、#9田中が左コーナーから3Pシュート。56-52とする。しかし、東海大付福岡は#34アミナタの連続得点で同点にすると、残り1分35秒、#15伊東のシュートで58-56と逆転に成功する。

タイムアウト明け、ファーストプレイで桜花学園#4横山のシュートで同点にするも、東海大付福岡は#34アミナタがすぐに決め返す。そして残り53.1秒、桜花学園はここまで3得点の#10福王伶奈が3ポイントプレイ。61-60と1点リードに。さらに残り9.9秒、#4横山はドライブを仕掛けるとファウルをもらって、フリースロー2本を成功。63-60と大きなリードを奪う。

続くオフェンス、東海大付福岡は残り3.3秒、#6境が左ウイングから3Pシュートを成功。同点とすると、さらにペナルティスローを#13稲次が代わりに決めて64-63に。ここでタイムアウトを取った桜花学園は、インバウンズから#4横山に渡すが、シュートは放つことができず。東海大付福岡が64-63で激戦を制した。続く回戦では、東海大学付属諏訪(長野)と大阪桐蔭(大阪[2])の勝者と対戦する。

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文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)



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