月刊バスケットボール5月号

NBA

2022.12.24

復帰2試合目の八村 塁、効率よい活躍で21得点、ウィザーズを勝利に導く

日本時間1224日(北米時間23日)に行われたサクラメント・キングス対ワシントン・ウィザーズ戦で、八村 塁が今シーズン2度目となる20点越えの大活躍を見せウィザーズを125-111の勝利に導いた。フィールドゴールは15本中9本成功(成功率60.0%)で、3Pショットも7本中3本(42.9%)を決めての21得点。これは日本時間1111日(北米時間10日)のダラス・マーベリックス戦での23得点に次ぐ、今シーズン2番目の好数字だ。リバウンド5本とアシスト4本も合わせ、非常に効率よいプレーぶりだった。


2日前のユタ・ジャズ戦で17試合ぶりの戦列復帰を果たした八村は、この2試合でのフィールドゴール成功率が63.1%(19本中12本成功)と非常に良いリズムの中で得点機を結果につなげている。3Pショットを1試合で3本成功させたのは今シーズン初。また欠場期間をまたぐ直近7試合では3P成功率も43.5%(23本中10本成功)とそれまでの25.0%(20本中5本成功)から急上昇させており、通算成績1321敗(勝率.382)でイースタンカンファレンス12位のウィザーズにとってはベンチから登場して得点を期待できる貴重な戦力だ。

八村はこの試合を終えた時点で今シーズンの出場試合数が18試合となり、シーズンを通じてのアベレージは平均23.7分の出場で11.8得点。フィールドゴール成功率49.7%、3P成功率34.9%、フリースロー成功率73.3%、4.9リバウンド、1.2アシスト、0.3スティール、0.4ブロックとなっている。

文/柴田 健

(月刊バスケットボール)



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