月刊バスケットボール6月号

【ウインターカップ2022】2桁得点5人!! 大阪薫英女学院が全員バスケで安城学園を下して3回戦進出

スタメン5人が2桁得点!大阪薫英女学院が勝利


12月24日、「SoftBank ウインターカップ2022(令和4年度 第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会)」女子2回戦、前回ベスト8の安城学園(愛知[2])とインターハイ準優勝、前回ベスト4の大阪薫英女学院(大阪[1])が対戦。4Q、安城学園が猛攻を見せたものの、大阪薫英女学院が98-65で勝利し、3回戦進出を決めた。

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先取点は大阪薫英女学院#4都野七海が右ウイングから3Pシュートを決めると、安城学園も#13西田美咲がすぐにチーム初得点を奪う。互いにアップテンポな攻撃を展開し、大阪薫英女学院は#7島袋椛、#4都野が、安城学園は#4高木すず、#6永野紗弥香が得点。残り6分を切ったところで大阪薫英女学院の9-6となる。

クォーター中盤、大阪薫英女学院は#6熊谷のどかの3Pシュート、#4都野のレイアップで14-8とする。安城学園は#6永野、#4高木が追加点を奪ったものの、大阪薫英女学院は#6熊谷、#4都野が追加点を奪って20-12として1Qを終えた。

2Q開始2分は得点が動かず。均衡を破ったのは大阪薫英女学院、残り8分を切ったところで#8細川未菜弥が右ウイングから3Pシュート。23-12と2桁差にすると、ここから安城学園は#8青木らするな月がレイアップを決めると、#13西田のフリースロー、#10村田優希のシュートで追加点。大阪薫英女学院は#5仲江穂果、#7島袋がペイント内で、#8細川がミドルを決めるなど得点が活発に動いていく。
残り3分半、大阪薫英女学院は#4都野が3Pシュートを決めて18点差とすると、#5仲江も直後に決めて39-19と20点差に。その後も#4都野のフローター、#5仲江のレイアップなど攻撃が奏功した大阪薫英女学院が49-21としてハーフタイムを迎えた。

流れを引き寄せたい安城学園#6永野のシュートで3Q、初得点。良いディフェンスも見せるが、ターンオーバーも出てなかなか点数につながらない。大阪薫英女学院は#6熊谷、#8細川、5仲江、#10松本莉緒奈が着実に追加点を奪って残り6分で61-25とする。

クォーター中盤、安城学園は#6永野、#4高木が得点をもぎ取ると、#5美浪ひかるが連続得点。33-36と点差を縮めたが、大阪薫英女学院は#9木本桃子の3Pシュート、#5仲江の連続得点などで再び点差を広げ、76-38で3Qを終えた。

4Q、安城学園は#4高木、#5美浪がオフェンスでひっぱり、ディフェンスでも粘って開始約5分で15-1のラン。大阪薫英女学院は苦しい時間が続いたが#8細川、#12村松由梨の得点で残り4分半で80-55とする。
その後も安城学園は休むことなく、早めのオフェンス、粘りのディフェンスを続けて見せ場を作ったものの、大阪薫英女学院が98-65で勝利した。3回戦では日本航空(山梨)を下した倉敷翠松(岡山)と対戦する。


文/広瀬俊夫(月刊バスケットボールWEB)

写真=月刊バスケットボール

タグ: 高校バスケ SoftBankカップ2022ウインターカップ2022

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