【ウインターカップ2022】轟、湧川、アンソニー…男子注目選手を紹介!
12月23日より東京体育館と大田区総合体育館にて開催される「SoftBankウインターカップ2022令和4年度第75回全国高等学校バスケットボール選手権大会」。
各都道府県予選を勝ち抜いた猛者ぞろいのトーナメントの中から特に活躍が期待できる注目選手をピックアップ。まずは男子編をお届けする!
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轟 琉維
(とどろき・るい/福岡第一#8/PG/3年/168cm/宮竹中)
指揮官からの信頼も厚い頼もしきエースガード
この2年間、スタメンで経験を積みながらバスケットIQを高めてきた司令塔の轟。特に今年はエースの自覚を強めてより頼もしくなり、U18日本代表にも選出された。井手口コーチはインターハイ決勝やウインターカップ予選で「轟に任せました」と大事な試合を託し、轟もその信頼に応えて得点やアシストでチームを勝利に導く活躍。ウインターカップでは昨年悔しい思いをしただけに、1年越しに無念を晴らせるか注目だ。
湧川 颯斗
(わくがわ・はやと/福岡大附大濠#13/PG/3年/194cm/古田中)
得点、アシスト、リバウンドと
縦横無尽に活躍する大型PG
昨年の岩下准平(筑波大)から背番号13を引き継ぎ、大型PGとしてゲームメイクに挑戦してきた湧川。現在は周りの布陣に応じて1番、2番ポジションを切り替えてプレーしている。SGとして点を取る役目を担うときにも、状況判断などPGの学びは大いに生きているようだ。インターハイには出られなかったが、U18日清食品トップリーグでは得点、アシスト、リバウンドと縦横無尽の活躍。冬の大舞台でもチームを勝利に導けるか。
介川 アンソニー 翔
(すけがわ・あんそにー・しょう/開志国際#7/SF/3年/197cm/Torrey pine high school)
泥臭い仕事にも体を張り
攻防で活躍する真のエースへ
日本生まれ、アメリカ育ちの介川は、高校2年生から日本に帰国し開志国際に編入。持ち前の身体能力と高いスコアリング能力を武器に、いきなりチームのエースとして活躍してきた。しかしそれだけでは全国制覇には届かないと、最上級生になって特に意識するようになったのがディフェンスやリバウンドなどの汚れ役。インターハイの惜敗を経てその意識はさらに強まり、攻防両面で重要な役目を担う“真のエース”へと成長している。
坂本 康成
(さかもと・こうせい/中部大第一#5/SF/3年/194cm/村上東中)
得点面以外の強化に励み
よりオールラウンドな選手に!
3Pシュートを武器とした爆発的な得点力が魅力だが、夏以降はリバウンドやディフェンスなど得点以外の部分を強化。トップリーグ最終戦ではフィジカルな東海大付諏訪相手に8リバウンドをもぎ取るなど「課題としてきたことが結構できて、ウインターカップやその先に向けても良い形になってきた」と坂本。「ウインターカップではまだメインコートで試合をしたことがないので、それも含めて優勝を目指したい」と意気込んでいる。
コネ・ボウゴウジィ・ディット・ハメード
(帝京長岡#14/C/3年/205cm/SANAGO中)
ゴール下で抜群の存在感を発揮する最強センター
オフェンス、ディフェンス両面における帝京長岡の要。ゴール下で発揮する存在感は圧巻で、リバウンドやブロックショットに加えて走力を生かしたランニングゲームでも活躍し、ミドルレンジからの得点スキルも習得。昨年のインターハイ、ウインターカップ決勝の大舞台に立った経験も踏まえて、苦しい場面での声かけでもチームメイトを大いに奮い立たせる。
星川 開聖
(ほしかわ・かいせい/洛南#5/PF/3年/194cm/鬼怒中)
フィジカルとスキルを兼ね備える洛南のエース
星川の最大の武器は、高校生離れした体格を生かしたドライブだ。プロ顔負けの筋骨隆々な肉体でペイント内にアタックしたかと思えば、参考にしているというカーメロ・アンソニーのような軽快なステップからジャンパーや3Pシュートを放つなど、多彩な武器で相手を翻弄する。チーム事情からビッグマンをマークすることも多いが、簡単には押し負けない力強さがあり、攻防で洛南のキーマンとなる。
赤間 賢人
(あかま・けんと/藤枝明誠#12/SF/2年/188cm/植木中)
内外角から得点を量産し
課題克服にも取り組む2年生エース
確率の良い3Pシュートやジャンパー、鋭いドライブなど、内外角から得点を挙げられる2年生ポイントゲッター。インターハイを経て赤間は「ディフェンス力やフィジカルの強さなど、まだまだ足りないところが見えた」と言い、強度の高い練習をこなしながら課題克服に取り組んでいる。自身初のウインターカップでもチーム浮沈のカギを握る存在だ。
石口 直
(いしぐち・すぐる/東海大付諏訪#5/SG/3年/180cm/城北中)
爆発的な得点力と
リーダーシップが光る闘将
鋭いドライブと当たりだしたら止まらない3Pシュートを武器に、得点を量産できる爆発力を持った選手。今年はU16アジア選手権、U17ワールドカップに出場して経験値を高めつつ自信を深め、キャプテンとしても強い自覚を持って仲間を引っ張る。インターハイは代表活動での隔離期間もあってコンディション調整に苦労しただけに、最後の冬は大暴れしそうだ。
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写真/石塚康隆、JBA
タグ: ウインターカップ 2022