渡邊雄太、八村塁の直接対決は実現せず。試合前には男子日本代表ホーバスHCと談笑【バスケ/NBA】
【ホーバスHCと談笑した渡邊雄太、八村塁】
現地11月30日、ブルックリン・ネッツはホームでワシントン・ウィザーズと対戦。渡邊雄太(ネッツ)、八村塁(ウィザーズ)の対戦は両者共にインアクティブ・リストとなって実現しなかったが、コート上で男子日本代表ヘッドコーチのトム・ホーバス氏と談笑するというシーンがあった。
【写真・動画】渡邊雄太、八村塁とホーバスヘッドコーチの談笑シーンをチェック
1976年のモントリオール大会以来の出場となった昨年の東京オリンピック、渡邊と八村は日の丸を背負って出場。グループフフェイズではスペイン、スロベニア、アルゼンチンに敗れて11位と終わったものの、その可能性を日本のバスケファンに見せてくれた。
そして昨年9月、フリオ・ラマス氏からバトンを受けて男子代表ヘッドコーチに就任したのがホーバス氏だ。
現役時代、日本リーグのトヨタ自動車や東芝で活躍し、1994-95シーズンにはNBAのアトランタ・ホークスに所属している同氏は、現役引退後にWリーグでヘッドコーチ、女子日本代表でのアシスタントコーチを務めると2017年に女子日本代表ヘッドコーチに就任。昨年の東京オリンピックでは、チームを史上初の銀メダル獲得に導いた。
男子日本代表にとって、大きな目標となるのは2023年8月25日に開幕する「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」での成功だ。そのためにも、NBAで活躍する渡邊、八村は欠かせない存在となる。
今回投稿されたコート上での写真のように、勝利して3人が笑顔で写る。そんなシーンをワールドカップで見られるか期待である。
なお試合はケビン・デュラントが39得点、カイリー・アービングが27得点と活躍したネッツが113-107で勝利した。
文/広瀬俊夫(月バス.com)
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