全ての中高生に知ってほしい! 基本のシュートを決め切る極意〈フリースロー編(4)〉[リバイバル記事]
基本のシュート〈フリースロー〉を決め切る極意を紹介
高いスキルやビッグプレーは試合を彩る要素になり得るが、基礎的なプレーができないことには始まらない。2022年1月のJr.ウインターカップでKAGO CLUBを準優勝に導き、福岡大附大濠高のスキルコーチも務める丸田健司コーチに、バスケットボールにおける基本的な得点方法であるレイアップ、フリースロー、そしてゴール下のシュートを決め切る極意を聞いた。
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〔フリースロー編〕
バスケットボールという競技の中で、唯一ディフェンスのプレッシャーを受けずに自分のリズムでシュートを狙えるのがフリースロー。しかし、それは同じくしてメンタル面で最もプレッシャーのかかるシュートでもある。どんな場面でも安定してフリースローを打つ秘訣とは?
《試合に役立つ練習法》心理的な負荷をかける2ボールシューティング
2つのボールを使った練習です。どちらかのボールを空中に放って、その間にもう一方のボールでフリースローを打ちます。そして、宙に放ったボールが落下してきたところをキャッチしてもう1本フリースローという練習です。
1本目はボールが落下する前にシュートを打ち、かつ落下してきたボールをキャッチしなければいけないという心理的なプレッシャーがかかります。2本目はボールをキャッチできればプレッシャーがない状態でシュートを打つことができる。この2つのシチュエーションを同時に再現できる練習になります。
また、2本目については必ずしも自分の手の中にボールが落ちてくるとは限らないので、臨機応変な対応が求められます。フリースロー以外でも、こういった練習は有効です。
〈次回に続く〉
※『月刊バスケットボール』2022年7月号に掲載したものを再編集した記事になります
※取材協力者:丸田健司コーチ、杉本陽飛、宮嶋秀彰、山銅彪剛(*選手3名は取材当時は中学3年生、現在は高校1年生)、取材協力:KAGO CLUB、撮影場所:KAGO SKILLS LABO(大阪府堺市堺区柏木町2-4-3)
タグ: バスケ基本