月刊バスケットボール6月号

NBA

2022.11.17

王者がまさかの開幕ロード8連敗…“エース”カリーが50得点の大活躍もウォリアーズがまたも敗れる

 

【カリー50点も開幕からのロード連敗を止められず】

 

現地11月16日(日本時間17日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、敵地でフェニックス・サンズと対戦。ステフィン・カリー(ウォリアーズ)が両チームトップとなる50得点を記録したものの、119-130で敗れて開幕からロードゲーム8連敗となってしまった。

 

【動画】ステフィン・カリー50得点ハイライトをチェック

 

現地13日、敵地でサクラメント・キングスに115-122で敗れた際、「(ロードで)0-7というスタートになってしまった。今夜はもっと一貫性を持とうと、勢いを保とうとしていたが、ホームファンの応援を受けてロードチームがより良いプレーをしてきた。ディフェンスでもっと強さが必要だ。0-7という結果にはかなりがっかりしている」と落胆していたカリー。

 

この日は試合開始から約2分間で3Pシュート、フリースロー2本、そしてドライブからレイアップを決めるなど7得点を記録。9-4とまずサンズに対してリードを作ったものの、1Q残り6分36秒、デビン・ブッカー(サンズ)の得点で14-16と逆転を許すと、以降一度も追いつくことはできず。カリーが50得点とチームを引っ張ったものの、119-130で敗れてしまった。

 

ウォリアーズの次のロードゲームは、現地20日のヒューストン・ロケッツ戦。もし敗れたら、1989-90シーズンに記録した同9連敗に並ぶことになる。ウォリアーズはホームゲームで6勝1敗と勝ち越している。その勝利数はウエストではサンズの7勝1敗、ダラス・マーベリックスの7勝2敗に次ぐ成績。そのチームがロードでこれだけ連敗が続くのも不思議なものである。

 

果たしてロケッツ戦でロードでの連敗を止めることはできるだろうか?

 

文/広瀬俊夫(月バス.com)

 



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