今週の対戦カードから、1つセットプレーを紹介していくコーナー。 1月7日(日本時間8日)に、行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ対トロント・ラプターズ(@エア・カナダ・センター)のオープニングで、ラプターズが見せたセカンダリーブレイク(クイックヒッター)を解説しよう。ラプターズはPGのカイル・ラウリーを故障で欠いていた。 【ラインナップ】 ①デロン・ライト(PG) ②デマー・デローザン(SG) ③O.G.アヌノビー(SF) ④サージ・イバカ(PF) ⑤ヨナス・バランチュナス(C)
[A-1] ②・③・④がウィークサイドの3Pライン外に広がり、①がボールキャリーして始まる。⑤は①に対してステップアップ(バック)スクリーンを仕掛け、①はドライブ、⑤はアフタースクリーンでダイブ。④と③はインターチェンジしているが、⑤のダイブにはX4がヘルプしている。
[A-2] ①から左コーナーの③へキックアウト。当然、ディフェンスはローテーションして、X3がクローズアウト。③はエキストラパスをウイングの④へ。ディフェンスはローテーションできずにワイドオープンとなった。

月刊バスケットボール3月号の“NBAセットプレー図鑑”では、ウエスタンカンファレンスで首位争いを演じているサンアントニオ・スパーズのプレーを紹介。自分たちのチームにマッチしそうなセットを見付けて、すぐに練習してみよう! (月刊バスケットボール)