オコエ桃仁花4試合連続2桁得点もエレフテリア・モシャトウはオリンピアコスに大敗
ギリシャA1リーグのエレフテリア・モシャトウ(Eleftheria Moschatou)に移籍したオコエ桃仁花が、11月5日夜のオリンピアコス(Olympiacos BC)との対戦に33分1秒出場して10得点、2リバウンド、1スティール、3ブロックを記録した。得点の内容は、フィールドゴール6本中2本(うち3Pショットは4本中1本)とフリースロー3本すべてを成功させてのもので、オコエはこれで4試合連続の2桁得点と3Pショット成功。安定した貢献ぶりだったが、試合の方は首位を走るオリンピアコスに47-88と大量41点差をつけられての黒星となった。
モシャトウはこれでシーズン通算成績が3勝2敗(勝ち点8)となり、リーグの全12チームが11月5日・6日の第5週までを終えた時点で5位となった。
オコエは急きょ移籍を発表してチームに合流して以降、A1リーグ開幕戦からの5試合すべてにスターターとして起用され、平均11.6得点、6.0リバウンド、2.2アシスト、0.8スティールのアベレージを残している。フィールドゴール(38.5%)と3Pショット(29.0%)の精度は今一つ上がっていないが、勝負どころでの決定力とフィジカルの強さ、プレーメイクのうまさを生かし安定した活躍ぶりだ。次戦は13日(日)のアギオスディミトリオス(Dafni Agiou Dimitriou)との一戦となっている。
(月刊バスケットボール)