月刊バスケットボール11月号

NBA

2022.11.05

八村 塁、渡邊雄太、キャム・トーマス、日本生まれのNBAプレーヤー3人がウィザーズvsネッツ戦で同時出場

 日本時間2022年11月5日(北米時間4日)にワシントンD.C.のキャピタルワン・アリーナで行われたワシントン・ウィザーズ対ブルックリン・ネッツ戦で、八村 塁(ウィザーズ)、渡邊雄太、キャム・トーマス(ともにネッツ)の日本出身プレーヤー3人が同時にNBAのコートに立つ史上初の瞬間が訪れた。トーマスは日本国籍ではないが、米軍基地に勤めていた母親の下、神奈川県横須賀市で生まれた若者だ。


試合は28得点、9リバウンド、11アシストとほぼトリプルダブルの大活躍を見せたケビン・デュラントを中心にネッツがウィザーズを攻守で圧倒し、128-86と差をつけて勝利。その中で渡邊は14得点、8リバウンド、1スティール、2ブロックで勝利に貢献した。渡邊の得点には、トーマスからのパスを受けて速攻でレイアップをねじ込んだ「日本生まれホットライン」からの2得点も含まれている。トーマスは17得点、4リバウンドにキャリアハイの6アシストを記録。オフコートの問題で最低5試合出場停止となったカイリー・アービングの穴を埋める活躍だった。

 

 

 敗れたウィザーズの八村は、数字としては2得点、2リバウンド、1ブロックと派手な成績ではないものの、ブロックショットは渡邊との1対1でショートジャンパーを阻止した好プレー。直接的な「日本人対決」となった場面で、ただでは負けないという意地を感じさせた。


 


この試合で3Pショットを3本中2本成功させた渡邊は、この日の全試合を終えた段階で3P成功率が60.0%(15本中9本成功)となり、リーグ全体のランキング2位に名を連ねている。まだまだシーズン序盤の一時的な出来事とはいえ、2日前にキャリア通算2000得点に到達した八村の快記録に続き、これもNBAにおける「日本」の存在感の高まりを感じさせるニュースだ。


なお、この日はGリーグの開幕戦も行われ、オースティン・スパーズ対テキサス・レジェンズ戦で馬場雄大がレジェンズの一員としてシーズンデビューを果たした。馬場はこの試合で6得点、4リバウンド、1アシスト、1スティール、1ブロックを記録。レジェンズは120-113で勝利している。シーズン中にNBAチームへのコールアップが実現するか、こちらも要注目の状況だ。


文/柴田 健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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