月刊バスケットボール5月号

NBA

2022.10.27

渡邊雄太が今シーズン初得点 - ブザービーターとなる3Pショットも成功させて5得点

 ブルックリン・ネッツの渡邊雄太が、日本時間10月27日に行われたミルウォーキー・バックスとのアウェイゲームで、今シーズン初得点を記録した。試合には99-110で敗れたが、開幕4試合目(出場した試合としては3試合目)はフィールドゴール2本をいずれも成功させての5得点。第2Q終盤の最初の得点シーンはケビン・デュラントからのアシストで、ショットクロックぎりぎりに放ったトップからの3Pショットがブザービーターとなる一撃だった。

 

 

 

 渡邊は第4Q終盤にも出場機会を得、オフボールでペイントにカットしてボールを受けレイアップを決めた。最終的に7分37秒の出場で今シーズン初リバウンドも1本つかんだ。また、コートに立った時間帯のチームとしての得失点差を示す±はチームハイの12で、出場中は良い流れを生み出す働きができていた。


平均1.7得点、0.3リバウンドという渡邊のスタッツは派手さはないが、少ないチャンスの中でフィールドゴール成功率50.0%、3P成功率33.3%は悪くない。また、±がマイナスなった試合はここまでない。こうした働きを続けていけば、ローテーションの立場を確立して徐々に活躍機会も増えていくに違いない。


渡邊とネッツの次戦は、日本時間28日(北米時間27日)にホームのバークレイズ・センターに戻って行われるダラス・マーベリックスとの一戦。今シーズン初の二夜連戦となる。

 

文/柴田健(月バス.com)
(月刊バスケットボール)



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