月刊バスケットボール12月号

Bリーグ

2022.10.27

Bリーグ・河村勇輝、残り6秒で劇的逆転シュート! 21得点、7アシスト、4スティールで横浜を3勝目に導く

河村の活躍で横浜が今季3勝目

 

10月26日、B1リーグ戦、横浜ビー・コルセアーズは敵地で信州ブレイブウォリアーズに76-75で勝利して今季3勝目を挙げた。1点差を争う展開となった試合終了間際、クラッチタイムで逆転シュートを決めるなど大活躍を見せたのが河村勇輝である。

 

【動画】河村勇輝が大活躍!信州戦のスーパープレイ集をチェック

 

特別指定選手でのプレーを入れると今季でリーグ4年目を迎える河村は、7試合連続2ケタアシストを記録するなどで、リーグで唯一2桁のアベレージをマークしている。

 

この日の試合でも、持ち前のアシスト力を披露したが、特に光ったのが得点力だ。ハーフタイムを迎えて33-38とリードを許していた横浜は3Q、河村が10得点とチームを引っ張ると59-55と逆転(3Qまでで河村は14得点)。しかし4Q残り1分1秒というところで、73-75と逆転を許してしまう。その約10秒後、チャールズ・ジャクソンがフリースローをもらうが1本しか決めることができず、74-75に。

 

そのあとのオフェンスで、信州はシュートを決めきれず。リバウンドは横浜が奪い、河村にボールが託される。そして残り11秒から仕掛けていくと、3Pラインの内側に入ったところでストップしてシュートフェイク。前田怜緒(信州)を飛ばしてから、冷静にバンクシュートを決めて76-75、チームに勝利をもたらした。

 

試合トータルで、21得点、7アシスト、4スティール。2ケタアシストの連続記録は途切れたものの、チームの勝利が何よりもうれしいはず。同日夜、BリーグがYouTubeに河村の活躍動画を投稿すると、12時間あまりで2万を超える視聴数と人気に。ファンからは「ドライブ速すぎる…」「昨シーズンとは別人のように見える」「もう日本ナンバー1のPG」「このパフォーマンスをシーズン通してできれば新人賞とMVP獲っちゃうね」と称賛するコメントが書き込まれている。

 

文/広瀬俊夫(月バス.com)

 



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