月刊バスケットボール1月号

【ウインターカップ2022プレビュー】福岡第一高を支えるマクダビッド#3/Player's Voice Vol.2「まるで身に付けていない感覚で快適」

 

今年のインターハイで優勝を果たし、ウインターカップでは2冠目の奪還を目指す福岡第一。井手口孝コーチやトレーナーの下、体作りやケガの予防などにも熱心に取り組んでいるが、そんなチームを陰ながら支えているのがマクダビッドだ。プロテクティブアパレル HEX(ヘックス)、サポーターなどは、福岡第一の堅守速攻を支えるアイテム。ここでは井手口コーチや選手たちに、アイテムの使用感や体のケアなどの取り組みについて話を伺った。

 

『#1/井手口孝コーチインタビュー “マクダビッドのアイテムを使うことで思い切りディフェンスを仕掛けられる”』から読む

『#2/Player's Voice Vol.1 “動き、スピードを妨げずに接触時のケガを予防”』から読む

 

 

「今年の2月くらいから、膝が痛い日など、ケガの再発予防として膝のサポーター(『4WAY ニット ニー EPステー』)を愛用するようになりました。正直、付ける前は、『自分のプレーが制限されるのではないか』とか『高くジャンプできなくなるのではないか』と少し不安だったのですが、実際はフィット感があるしすごく柔らかくて、付けているのに付けていない感じがするくらい快適だったので驚きました。インターハイ予選の試合や、アンダーカテゴリーの日本代表の合宿にも持っていき使っていました。プレーしていて不安がなくなるというのが一番大きいです。

 

 体のケアについては、高校に入って結構意識が変わったと思います。中学生までは日頃、そこまでストレッチをする人を見なかったのですが、福岡第一に来て周りがストレッチなどを入念にする姿を見て、自分もこの環境でバスケをしていくためには、やらなければいけないんだと思うようになりました。特に僕はジャンプ力を生かしたプレーが多いので、ふくらはぎの筋肉は意識して多めにケアするようにしています。

 

4WAYニット ニー EPステー

 

ファントム アンクルブレイス 5

 

 インターハイが終わってから、天皇杯で実業団チームや大学生、湘南ユナイテッドBC や鹿児島レブナイズなど上のカテゴリーの人たちと戦うことができました。高校生とは体の当たりが全然違って苦しみましたが、でもそれを経験できたことで、高校生と戦うときに少し余裕が生まれた気がします。フィジカルの差で相手を削っていくことを天皇杯で学んだので、今度は僕たちがそれを高校生相手にやっていきたいです。

 

 ウインターカップではコンディション万全な状況で臨みたいので、それまでの期間でしっかり体もケアしながら準備していきたいと思います。優勝して、高校最後の大会になる3年生たちを笑顔にしたいです」

 

 

『#1/井手口孝コーチインタビュー “マクダビッドのアイテムを使うことで思い切りディフェンスを仕掛けられる”』を読む

『#2/Player's Voice Vol.1 “動き、スピードを妨げずに接触時のケガを予防”』を読む

 

 

【マクダビッド×福岡第一高フォトギャラリー】

 

(月刊バスケットボール)



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