月刊バスケットボール5月号

Wリーグ

2018.01.05

5連覇を目指すJX-ENEOSが初戦を勝利し明日の準決勝へ

天皇杯・皇后杯のファイナルラウンド2日目は女子準々決勝が行われ、Wリーグで首位を走るJX-ENEOSが第1試合に登場した。   そのJX-ENEOSはトヨタ紡織と対戦。試合は、「自分たちのペースをつかむのに時間が掛かってしまったのですが、それでも我慢してディフェンスをし、失点自体は1Qが11点、2Qでは8点と、まずまずだったかなと思います」と、キャプテンの#0吉田が振り返るように、1Qは、16-11と僅か5点のリードであったが、2Qで一気に点差を広げる(38-19)。すると後半は危なげない戦いぶりで前半のリードを守り、勝利した(69-44)。   「まだオフェンスで足が止まってしまったり、ダブルチームに対しての動きが少しぎこちなかったりしたので、今日のゲームを振り返り、それをしっかり修正して明日に臨みたいです」と、吉田は試合後、改めて気を引き締め直す。それは、吉田とともにチームをけん引する#21大﨑、#10渡嘉敷も同じ思いで、それぞれ明日の準決勝に向けて抱負を語ってくれた。   「(準決勝の相手がトヨタ自動車に決まり)簡単に勝つことはできない、こちらがしっかり準備して挑まないとすごい力を持っているチームなので、気を引き締めていきたいです。(準決勝のポイントは)ミスを減らすこととリバウンドを圧勝することだと思います」(大﨑)   「これだけ大きい体育館でやる機会がないので、今日はまず皇后杯の雰囲気に慣れることができればと思っていました。試合内容は良くなかったというか、一試合を通していいバスケットができてかというとそうではなかったと思うので、明日は今日の課題をしっかり修正して臨みたいです」(渡嘉敷)   なお、JX−ENEOSがWリーグで唯一黒星を喫しているトヨタ自動車との注目の準決勝は、明日12:00ティップオフとなる。  

18得点のJX-ENEOS#21大﨑   (月刊バスケットボール編集部)

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