月刊バスケットボール6月号

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2022.10.11

最新FIBA世界ランキング、女子日本代表は世界9位に下降 - 中国が2位に躍進

 FIBAが10月10日付で女子バスケットボールの最新世界ランキングを発表した。日本は前回発表の8位から一つランクを落として9位。9月から下旬から10月頭にかけてシドニー(オーストラリア)で行われたFIBA女子ワールドカップ2022でグループラウンド敗退となった結果が響いた形となっている。

 


©FIBA.WWC2022

 

☆FIBA女子バスケットボール最新世界ランキングのトップ10

※左から世界ランキング、国・地域名、所属ゾーンでの順位、ランキングポイント

1位 アメリカ(アメリカ大陸1位) 848.8
2位 中国(アジアオセアニア1位) 676.5
3位 オーストラリア(アジアオセアニア2位) 668.3
4位 スペイン(ヨーロッパ1位) 661.0
5位 カナダ(アメリカ大陸2位) 648.9
6位 フランス(ヨーロッパ2位) 632.8

7位 ベルギー(ヨーロッパ3位) 628.8
8位 セルビア(ヨーロッパ4位) 579.2
9位 日本(アジアオセアニア3位) 578.9
10位 プエルトリコ(アメリカ大陸3位) 476.6

 


今回のランキングで注目すべきポイントは、ワールドカップ王者のアメリカが盤石の1位であることと、同大会で銀メダルを獲得した中国が7位から一気に2位に上昇したことだ。中国は昨秋のFIBA女子アジアカップ2021の決勝戦で日本が勝利した相手だが、ここにきてランキング上は大きく引き離された。


また、ワールドカップで史上初めて決勝トーナメント進出を果たしたプエルトリコも、順位を6つ挙げて日本に迫る10位の座に就いている。トップ10にはアメリカ大陸勢が3チーム、ヨーロッパ勢が4チーム、アジア勢が3チームで、アフリカ大陸からは1チームもランクインしていない。

 

FIBA女子バスケットボール最新世界ランキング

 


(月刊バスケットボール)



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