月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2022.10.09

アルバルク東京がクラブ主管試合のBリーグ最多入場者数記録を更新 – 代々木第一体育館に9,167人


アルバルク東京のホーム開幕戦は2試合とも大盛況となった(写真/©B.LEAGUE)

 

 アルバルク東京が代々木第一体育館(東京都渋谷区)に千葉ジェッツを迎えて行われた2022-23シーズンのホーム開幕シリーズが、クラブ自体とBリーグの入場者数記録を塗り替える盛況となった。10月7日のGAME1(78-66でA東京が勝利)は8,919人で、クラブ発表によるとこれは昨シーズン沖縄アリーナで行われたチャンピオンシップセミファイナルGAME2、琉球ゴールデンキングスvs島根スサノオマジックが記録した、8,309人というクラブ主管試合としての過去最多人数を上回る新記録。翌8日に行われたGAME2では、前日の記録をさらに上回り、9,167人に達した(82-77で千葉Jが勝利)。


過去のBリーグの試合における入場者数最多記録は、2019年10月3日に横浜アリーナを舞台にリーグ主管で行われた2019-20シーズン第1節の川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックスの9,514人。今回の記録はこの試合には及ばなかったが、Bリーグ誕生後の初シーズンだった2016-17シーズンの開幕節に、リーグ主管試合として代々木第一体育館で行われた琉球vs A東京の9,132人は上回った。

 

 

 クラブとしてのホームゲームにおけるこれまでの入場者数過去最多記録は3,693人(2020年1月4日に駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館で 行われた2019-20シーズン第16節の千葉ジェッツ戦)。今回はその記録を約2.5倍跳ね上げる快記録だった。A東京は今年8月、東京・お台場エリアの青海に収容人数約10,000人のホームアリーナを建てて2025年秋 にオープンする「TOKYO A-ARENA PROJECT」を発表している。今回の記録は、その規模のアリーナでも集客を見込めるポテンシャルを示す結果といえそうだ。

 


GAME2でジョン・ムーニーの上からフェイドアウェイ・ジャンパーを狙うライアン・ロシター。2試合とも熱戦に会場は大いに盛り上がった(写真/©B.LEAGUE)


(月刊バスケットボール)



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