月刊バスケットボール5月号

NBA

2022.10.07

渡邊雄太(ネッツ)、プレシーズン2試合目も総合力の高さをアピール - 3Pショット1本成功の3得点、4リバウンド、1アシストにゲームハイの2ブロックを記録

【 3Pショット1本成功の3得点、4リバウンド、1アシストを記録】

 

 日本時間10月7日(北米時間6日)にバークレイズ・センター(ニューヨーク州ブルックリン)で渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツとマイアミ・ヒートのプレシーズンゲームが行われた。渡邊雄太はこの試合で20分56秒間出場。3Pショット1本成功による3得点、4リバウンド、1アシスト、2ブロックを記録した。このうち2ブロックはゲームハイの数字だった。

 

 

【動画】渡邊雄太が試合終盤に決めた3Pシュートをチェック



プレーぶりとしては、第1Qにフリースローを2本ミスするなど決して完ぺきとは言えなかったが、終盤まで忍耐強く体を動かし続け終盤に見せ場を作った。唯一の得点は、第4Q残り1分19秒に左ウイング寄りのトップの位置から決めた3Pショット。さらに試合終了間際にも、ディフェンスでうまくローテーションして身長213cmのセンター、オーランド・ロビンソンのベビーフックをブロックした。


ネッツはカイリー・アービングが欠場したこともあってかチームプレーがかみ合わず、3日前のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦に続き80-109の黒星を喫している。

 


渡邊のネッツにおける2試合目は、実戦で初めてケビン・デュラントとチームメイトとしてコートに立つ時間帯があったほか、出場時間がデュラント、ベン・シモンズ、ロイス・オニールに続きチームで4番目に長かった。これはスティーブ・ナッシュHCの期待の高さを感じさせるデータでもあるだろう。ここまでの2試合では平均6.5得点、4.0リバウンド、フィールドゴール成功率40.0%(10本中4本成功)、3P成功率40.0%(5本中2本成功)、0.5アシスト、1.0ブロックというアベレージ。開幕ローテーション入りに向け、プレシーズンの残り2試合でも粘り強くアピールしていきたいところだ。


(月刊バスケットボール)

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