月刊バスケットボール6月号

NBA

2022.10.06

八村塁は控えに!? NBAがウィザーズのシーズン展望を特集

 

“八村の3Pシュートに期待”と紹介

 

NBA公式サイト(英語版)は現地10月4日にワシントン・ウィザーズのシーズン展望を掲載。八村塁はキーとなる控えとして紹介されている。

 

【動画】NBAが10/2に公開した「八村塁の旅/日本からNBAヘ」を見る

 

「NBA Japan Games 2022 Presented by Rakuten & Nissan」で日本のNBAファンを魅了してくれたウィザーズと八村。昨シーズンは10勝3敗という好スタートを切ったあとに失速して35勝47敗。サウスイースト・ディビジョン4位、イースタン・カンファレンス12位と振るわないシーズンとなった。

 

NBA.comのライター、ジョン・シューマン氏が新シーズンの中心と紹介したのは、昨季平均23.2得点をマークしたブラッドリー・ビールと平均20.2得点をマークしたクリスタプス・ポルジンギス。ビールに関してはシーズン半分を欠場したため、トレードデッドラインに合わせて獲得したポルジンギスと一緒にプレーした試合がなかったと紹介している。さらに、オフに加入したPGモンテ・モリスについて触れ、“ビールのプレイメイキングの負担を減らす存在”と書いている。

 

そして“キーとなる控え”の一人として紹介されたのが八村である。

「昨シーズン最初の39試合を欠場したものの、復帰後は3Pシューターとして大きく成長し、キャッチ&シュートのスタッツで47%(54/115)を残した」とアウトサイドの得点源として期待できると紹介している。

 

シューマン氏は今季のウィザーズについて「オフェンス面ではかなり強力だが、イーストで結果を出すためには、スターターもディフェンスを頑張る必要がある」とディフェンスがカギになると言及。さらに「イーストにはトップの9チームがいるため、ウィザーズはホーネッツ、ピストンズ、ニックスとNBAプレイイン・トーナメント(7位〜10位チームによるNBAプレイオフ進出決定戦)を争う必要がある」と厳しい戦いを乗り越えなければNBAプレイオフ進出に到達しないとしている。

 

日本人ファンとしては、八村のスターターでの活躍、そしてチームの勝利をぜひとも見たいところ。2022-23シーズンは、現地10月18日(日本時間19日)に開幕する。

 

文/広瀬俊夫(月バス.com)

 

 



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