月刊バスケットボール5月号

Bリーグ

2022.10.03

B3リーグ、新規参入クラブのヴィアティン三重が開幕節連勝で暫定トップ

 9月30日に開幕し、10月2日まで第1節の対戦が行われていたB3リーグは、新規参入のヴィアティン三重が湘南ユナイテッドバスケットボールクラブに点差をつけて2連勝し、暫定トップに立った。三重は外国籍のタッカー・ヘイモンド、アメリカ出身で日本国籍を持つジョシュ・マーティンとユージーン・アーティソンの3人を中心として2試合で平均100.0得点を記録し、失点を67.0に抑える勝ちっぷり。圧倒的なオフェンス力が開幕節ではさく裂した。


ほかにも開幕節を2連勝で飾ったのはヴィアティン三重と同じく新規参入の東京ユナイテッドBC、昨シーズンB2昇格決定戦を戦ったトライフープ岡山、そして昨シーズン4位の鹿児島レブナイズ。逆に白星を挙げられなかったのは湘南のほかに豊田合成スコーピオンズ、岐阜スゥープス、しながわシティバスケットボールクラブの4チームで、新規参入クラブで連敗を喫したのは湘南のみだった。

 

 昨シーズン終盤、15連勝など驚異の追い上げで35勝10敗(勝率.778)の成績を残し、3位に入ったベルテックス静岡は、横浜エクセレンスと星を分けた。また、昨シーズン1勝49敗(勝率.020)と非常に厳しいシーズンを送った金沢武士団は、新規参入クラブの一つである立川ダイスから初戦で白星を挙げている。

 

B3リーグスタンディングス(リーグ公式サイト)

 


今シーズンのB3は三重、東京ユナイテッドBC、湘南、立川の4クラブが新規参入。参戦しているのは16クラブで、まずはホーム&アウェイで1クラブ当たり52試合の総当たり戦を行うレギュラーシーズンを展開する。その中で上位8チームには、来年4月21日(金)からのプレーオフで戦う権利が与えられる。プレーオフは2戦先勝の3試合シリーズで、決勝は来年5月5日(金)から8日(月)まで(3試合が必要な場合)の予定だ。

 

B3リーグ2022-23シーズン概要(リーグ公式サイト)

 


(月刊バスケットボール)



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