八村 塁ダブルダブルもウォリアーズが逆転で連勝 – NBA JAPAN GAMES 2022 PRESENTED BY RAKUTEN & NISSANが閉幕
NBAのワシントン・ウィザーズとゴールデンステイト・ウォリアーズが来日して、さいたまスーパーアリーナでプレシーズンゲーム2試合を戦うNBA JAPAN GAMES 2022 PRESENTED BY RAKUTEN & NISSANが、10月2日に第2戦を迎えた。初戦で敗れたウィザーズは、八村 塁やクリスタップ・ポルジンギスらの活躍で第3Qを終えた時点では85-74と9点リードしていたが、最終クォーターに10得点のみと失速。逆にウォリアーズにこのクォーターだけで30得点を許し、最終的に95-104のスコアで敗れた。ディフェンディングチャンピオンとしてシーズンを迎えるウォリアーズは、プレシーズンとはいえ2連勝と幸先の良いスタートとなった。
八村はウォリアーズの当たりの強いディフェンスに負けないフィジカルなオフェンスで11得点を奪ったほか、ゲームハイの10リバウンドと活躍した。ウィザーズのトップスコアラーは18得点のポルジンギス。ウォリアーズではステフィン・カリーがチームハイの17得点を記録した。
八村は2試合で平均12.0得点、9.5リバウンドを記録した(写真/©楽天グループ株式会社 提供)
NBA JAPAN GAMESは2019年以来3年ぶりの開催だったが、今回も2試合で延べ41,144人のファンが来場し、NBAの人気の高さと日本国内のバスケットボールの盛り上がりの大きさを感じさせた。そのバックボーンとしての、日本人NBAプレーヤー八村の人気の高さも明らか。また来日した両チームとも日本語公式ツイッターアカウントを開設するなど、日本のファン側からだけではなくチームやリーグ側からの日本のコミュニティーに対する親近感や興味の高まりも、3年前と比べて段違いに高まっている印象だ。
試合後の会見では、スティーブ・カーHCが日本人NBAプレーヤーに関して「ゆくゆく2-3人ではなく10人くらいになるといい」という趣旨のコメントもしていた。今回のような盛り上がりが続いていけば、それが現実になる日もやってきそうだ。
シュートにドリブルにパスにと妙技で会場を沸かせたスティン・カリー(写真/©楽天グループ株式会社 提供)
(月刊バスケットボール)