名古屋D、Bリーグ2022-23シーズン開幕初戦で100点越え快勝 - 須田侑太郎ら日本代表も活躍
9月29日にドルフィンズアリーナ(愛知県名古屋市)で行われた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ対シーホース三河の一戦で、Bリーグの2022-23シーズンが開幕した。試合は名古屋Dが力強いオフェンスで得点を重ね101-86で勝利。ホーム開幕戦を見に集まった4,022人の観衆を喜ばせた。
名古屋Dではパワーフォワードのコティ・クラークが、ともにゲームハイの24得点に11リバウンドのダブルダブル。チームハイに並ぶ7アシストも記録するオールラウンドな貢献ぶりだった。このクラークを筆頭に、名古屋Dの外国籍選手は全員が2桁得点を記録している。
ジャンプショットを狙うクラーク(写真/©B.LEAGUE)
オフ期間に日本代表として活躍したメンバーでは、スターターとして24分19秒プレーした須田侑太郎が3Pショット8本中3本を決めて9得点に3リバウンド。同じくスターターを務めたガードの齋藤拓実はフィールドゴール成功率62.5%での9得点にクラークと並ぶチームハイの7アシスト、張本天傑も6得点と3リバウンドと活躍した。
須田はスターターとしてコートに立ち3pショット3本を決めた(写真/©B.LEAGUE)
力強いプレーメイクで名古屋Dをけん引した齋藤(写真/©B.LEAGUE)
三河では19得点を挙げたアンソニー・ローレンスIIがトップスコアラー。日本代表の西田優大はフィールドゴール成功率71.4%(3Pショット3本中2本成功を含む)の高確率で14得点を奪った。同じく日本代表のビッグマン、シェーファー アヴィ幸樹も4得点に4リバウンドと体を張ったプレーで奮闘している。
須田のディフェンスにドライブで仕掛けていく西田(写真/©B.LEAGUE)
三河の新戦力で、ニューヨーク・ニックス他NBAでのプレー歴があるカイル・オクインは、ローレンスIIに次いでチームで2番目に多い17得点にチームハイの7リバウンド。2シーズンを韓国のKBLで過ごした後、今シーズンから三河入りしたビッグガードの中村太地はスターティングガードを務めた。中村は3Pショットを6本中3本決めて9得点を挙げたほか、チームハイの6アシストを記録するなど今後に期待を持てる活躍ぶりだった。
3シーズンぶりのBリーグとなる中村も随所に好プレーを見せていた(写真/©B.LEAGUE)
今シーズンのBリーグ全体を見渡しても、オクインは注目すべき外国籍選手の一人だ(写真/©B.LEAGUE)
(月刊バスケットボール)