FIBA女子ワールドカップ2022第2日試合結果 - アメリカ、カナダ、中国が連勝、日本はセルビアに黒星
9月23日に大会第2日目の6試合が行われたFIBA女子ワールドカップ2022(シドニー[オーストラリア]開催)は、グループAでアメリカと中国が前日に続く連勝、グループBではカナダが唯一無傷の2連勝で単独トップに立っている。セルビアに64-69で敗れた日本はフランス、セルビア、オーストラリアと同勝率の1勝1敗ながら得失点差で5位。混戦のグループBを勝ち抜けるためには4位以内に入る必要があるが、残る3試合はすべてFIBA世界ランキングで日本より上位のチームであり、予断を許さない状況だ。
今一つ連携の切れと決定力を欠いた日本は連勝を逃した(写真/©FIBA.WWC2022)
☆第2日の試合結果
グループA
アメリカ(2勝)106-42プエルトリコ(1勝1敗)
ベルギー(1勝1敗)84-61韓国(2敗)
中国(2勝)98-51ボスニア・ヘルツェゴビナ(2敗)
グループB
セルビア(1勝1敗)69-64日本(1勝1敗)
フランス(1勝1敗)45-59カナダ(2勝)
マリ(2敗)58-118オーストラリア(1勝1敗)
プエルトリコ相手にチームハイの19得点を稼いだアメリカ代表シャキーラ・オースティン。ワシントン・ミスティックスで町田瑠唯のチームメイトだ(写真/©FIBA.WWC2022)
アメリカは前日に続き、この日もWNBAチャンピオンとなったラスベガス・エイセズから選出されている3人のスター(エイジャ・ウィルソン、チェルシー・グレイ、ケルシー・プラム)がプレーしていないが、100得点を越える大勝。中国もボスニア・ヘルツェゴビナに47点差をつけての2勝目だ。前日フランスに敗れた開催国オーストラリアは、マリに対して大量118得点を記録して今大会初勝利を手にしている。
大会3日目となる24日は、日本は休養日。しかしグループAでは2勝同士のアメリカと中国が激突する注目の一戦がある。日本の次戦は25日(日)の夜19時30分(日本時間)から行われるFIBA世界ランキング4位のカナダとの一戦。同ランキング8位の日本からは格上の相手だが、2月に大阪で行われた今大会の予選で対戦したときは、一時20点差をつけられながら延長の末逆転勝ちしている。
初勝利を挙げたオーストラリアのイージー・マグベゴール(写真/©FIBA.WWC2022)
2連勝に笑顔を見せるリー ユェル(写真/©FIBA.WWC2022)
☆日本の試合結果と今後の日程
グループラウンド
9月22日(木)日本89-56マリ
9月23日(金)セルビア69-64日本
9月25日(日)19:30 vsカナダ
9月26日(月)15:00 vsフランス
9月27日(火)19:30 vsオーストラリア
決勝トーナメント ※グループBで4位以内に入った場合
9月29日(木)準々決勝
9月30日(金)準決勝
10月1日(土)3位決定戦、決勝戦
☆放送・配信
BS/CS:NHK BS1、フジテレビNEXT
ネット:DAZN
(月刊バスケットボール)