平下愛佳、東藤なな子3Pショット炸裂! – 女子日本代表がFIBA女子ワールドカップ2022初戦でマリに快勝

 FIBA女子ワールドカップ2022がオーストラリアのシドニーで9月22日に開幕。日本は初日の第4試合でマリと対戦し、89-56で快勝を収めた。

 


平下は高確率の3Pショットで日本のオフェンスに勢いをもたらした(FIBA.WWC2022)


日本 89(21 26 19 23)
マリ 56(18 11 15 12)
日本のトップパフォーマー
平下愛佳(トヨタ自動車アンテロープス) 17得点、フィールドゴール成功率66.7%、3P成功率83.3%(6本中5本成功)、3リバウンド、1アシスト、1スティール
東藤なな子(トヨタ紡織サンシャインラビッツ) 14得点、フィールドゴール成功率100%、(5本すべて成功、うち4本が3Pショット)、1リバウンド、1ブロック
馬瓜ステファニー(トヨタ自動車アンテロープス) 13得点、フィールドゴール成功率75.0%(うち3Pショットも1本のアテンプトで1本成功)、2リバウンド、2アシスト、1スティール
赤穂ひまわり(デンソーアイリス) 12得点、フィールドゴール成功率50.0%(3Pショットも2本中1本成功)、6リバウンド、2アシスト
宮崎早織(ENEOSサンフラワーズ) 7得点、フィールドゴール成功率50.0%、1リバウンド、6アシスト、2スティール
渡嘉敷来夢(ENEOSサンフラワーズ) 4得点、フィールドゴール成功率50.0%、7リバウンド、2アシスト、2ブロック

 


次々とゴールを奪った東藤。アテンプトのすべてを成功させた(FIBA.WWC2022)

 


日本は全員が10分以上出場し、逆に20分以上出場したプレーヤーがいないという、数字の上でも「全員バスケット」での勝利。強化試合の過程では不安定だった3Pショットも、6本中5本を決めた平下を筆頭に、チームとして43.2%(37本中16本成功)という高確率を記録した。平均身長で6cm大きな相手(日本の177cmに対しマリは183cm)を50点台に抑えたディフェンスの威力も含め、金メダルを目指す戦いで最高のスタートを切った。

 


チームハイの7リバウンドにゲームハイの2ブロック。世界の舞台で渡嘉敷の存在感も光った(FIBA.WWC2022)


(月刊バスケットボール)



PICK UP