日独混成チームデュッセルドフルZOOS 、FIBA3x3ウィメンズシリーズファイナルで5位に食い込む
コンスタンツァ(ルーマニア)で行われていたFIBA3x3ウィメンズシリーズのファイナルが9月18日に大会2日目を迎え、プール戦と決勝トーナメントが行われた。初日に2連敗を喫しがけっぷちに立たされていた日独混成民間チームのデュッセルドルフZOOSは、プール最終戦でスペインに19-8で快勝。プールB3位で準決勝進出決定戦(クォーターファイナル)への挑戦権を得た。
準決勝進出決定戦では最終的に銀メダル獲得に成功したフランスに11-14で惜しくも敗れたが、初参戦の今シーズンを5位で締めくくる大健闘。今シーズンのウィメンズシリーズに参戦した3つの民間チームの一つ、またファイナルに進出した唯一の民間チームとして、手にした収穫は大きかった。
スペインとのプール最終戦でのジェニファー・クラウダ―(写真/©FIBA.3x3WomensSeries)
デュッセルドルフZOOSは桂 葵が代表を務めるZOOSを母体に、ドイツバスケットボール協会協力の下、拠点をドイツのデュッセルドルフに構えて活動している民間3x3クラブ。ZOOSは「ガールズスポーツの環境をリデザインしていく」ことをミッションとして掲げ、クラブ運営にとどまらないバスケットボールや女子スポーツ推進に寄与する活動を目指している。
クォーターファイナルでペイントに攻め込むデュッセルドルフZOOSの桂 葵(写真/©FIBA.3x3WomensSeries)
☆ウィメンズシリーズファイナル最終順位
金メダル カナダ
銀メダル フランス
銅メダル アメリカ
4位 ドイツ
5位 デュッセルドルフZOOS
6位 ルーマニア
7位 リトアニア
8位 スペイン
☆大会2日目アーカイブ配信(FIBA公式YouTubeチャンネル)
※デュッセルドルフZOOSの試合は1時間4分過ぎあたりから(スペイン戦)と2時間49分過ぎあたりから(準々決勝、フランス戦)
(月刊バスケットボール)